双方向交流電源の誕生
2026-05-13 10:03:06

ヘッドスプリングが提供開始した25kVA出力の双方向交流電源「biORBIS」

ヘッドスプリング株式会社が「biORBIS」を発表



東京・品川区に本社を構えるヘッドスプリング株式会社は、3Uサイズで驚異の25kVA出力を実現した双方向交流電源「biORBIS」の提供を開始しました。この製品は、特にAI市場の拡大に伴うデータセンターの需要や、電気自動車の急速充電インフラの普及を背景に開発されました。これまでの交流電源は、設置スペースやサイズの制約、さらには導入コストの高さが課題とされていましが、biORBISはその解決に向けて新たな一歩を踏み出しました。

双方向交流電源「biORBIS」とは



「biORBIS」は、高密度設計と多様な交流系統模擬機能を兼ね備えており、従来の製品に比べて5倍以上の省スペース化を実現しています。3Uのコンパクトサイズながら、25000VAという高い出力を持つ本製品は、さまざまな実験環境での導入を容易にします。また、従来の交流電源に比べて軽量化されており、44kgの重量は現場での設置や移設作業を大幅に軽減します。

高性能な電源機能



この製品の特徴として、電圧急変や周波数変動、位相急変など、交流機器評価に必須のさまざまな電源異常を高精度に再現できる機能が挙げられます。特に、回生機能が搭載されており、試験中に発生するエネルギーを最大91%で電力系統へ戻すことができるため、消費電力を抑え、環境負荷を軽減することが可能です。

多彩な出力に対応



「biORBIS」は、単相2線、三相3線、三相4線の出力に対応し、さらに直流出力モードでは最大±1000Vを実現。複数のラインにわたる同時評価も可能となり、これにより設備コストの削減に貢献します。また、交流出力モードでは、幅広い周波数帯(1Hz〜500Hz)に対応しており、航空機システムや地域特有の電源仕様を再現できます。

新たな試験環境を実現



さらに、双方向交流電源には高度なシミュレーション機能が搭載されています。単独運転模擬モードや多様な波形を用いて、複雑な試験にも対応可能です。これにより、実際の電力系統との接続を前提にしたテストが行え、さまざまなシナリオにおいて信頼性のあるデータが得られるようになります。

今後の展望



ヘッドスプリングは、biORBISを既存の直流電源productsと組み合わせて、パワーコンディショナーや車載充電器向けの高効率な試験システムを提供していく予定です。これにより、再生可能エネルギーの普及やカーボンニュートラルな社会の実現に貢献することを目指しています。 より高度化する評価ニーズに応えるため、革新と技術の向上に努め続けるヘッドスプリングの今後の動向から目が離せません。

会社情報

会社名
ヘッドスプリング株式会社
住所
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。