読書機会を増やす
2025-03-08 10:20:20

中古本寄贈が子どもたちの読書機会を生み出す活動

中古本寄贈が子どもたちの読書機会を生み出す活動



4月23日は「子ども読書の日」。この日を機に、ブックオフグループホールディングスの子会社であるブックオフコーポレーションが、子どもたちの読書機会を増やすための新たな取り組みを発表しました。それは、児童施設に向けた本の寄贈募集の開始です。この活動は、文部科学省が制定した「子ども読書の日」に合わせて実施されます。

読書の重要性とは



「子ども読書の日」は、2001年に制定された法律に基づき、子どもの読書活動を推進することを目的としています。この法律では、読書が子どもたちに言葉を学ばせ、感性や表現力、創造力を豊かに育むものであるとされています。そのため、ブックオフは本の寄贈を通じて子どもたちに読書の楽しさを伝え、さらにリユースの大切さも広めることを目指しています。

再利用による読書機会の創出



ブックオフは2018年から本の寄贈活動を行い、年間約2万冊の書籍を必要とする子どもたちに提供しています。この活動では、処分される予定だった本をリユースし、多くの人に愛された本を再び手に取る機会を提供しています。2024年6月から2025年5月末までを含む期間では、297施設に19,829冊の本を寄贈予定であり、子どもたちの本へのアプローチを強化しています。

寄贈先の募集と取り組み



2025年3月8日から4月30日までの間、ブックオフでは児童を対象とする施設や団体向けの寄贈先募集を行います。募集対象の施設数は10施設で、寄贈される本の中には絵本や児童書、コミックなどが含まれます。この取り組みにより、リユースの観点からも物の寿命を延ばし、サステナブルな社会を築く一助となることを目指しています。

地域社会への貢献



さらに、ブックオフは「ふるさとブックオフ」という取り組みを展開。無書店自治体において、購入された本を地域の施設で委託販売するスペースを提供し、地域の文化資本の格差解消に寄与しています。2023年にオープンした岩手県西和賀町と三重県木曽岬町の店舗では、地域の住民からも好評を得ています。ユーザーが「図書館には置いていない漫画が買える」と楽しむ声も寄せられ、コミュニティスペースとしての役割も果たしています。

サステナブルな寄付行動



「サステナブックプロジェクト」として、寄付額に応じた本の寄贈も行っています。このプロジェクトでは、一定期間にBOOKOFFで商品を売った際の買取点数に応じて、地域の児童施設に本を寄贈する仕組みです。2023年から始まったこのプロジェクトでは、大規模な寄付を実現し、多くの子どもたちに貢献しています。

今後の展望



ブックオフは今後も、新たな寄贈先の施設を探しながら、リユースを通じた読書機会の提供を進めていく予定です。その中で地域社会の活性化やリユース文化の浸透を図り、子どもたちが本に親しむ環境を整備してまいります。読書機会を大切に育んでいくことで、次世代の人材育成にも貢献していく所存です。これからの活動もぜひ注目してください。


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会社情報

会社名
ブックオフグループホールディングス株式会社
住所
神奈川県相模原市南区古淵2-14-20
電話番号

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