AI人感センサー新開発
2023-05-09 10:00:02

富士通とルネサス、共同開発の革新的AI人感センサーを発表!

富士通とルネサス、共同開発のAI人感センサーが市場に革新を起こす



近年、AI技術の進化は目覚ましく、様々な分野で活用が進んでいます。その中でも、人感センサーは、省エネルギー、セキュリティ、快適な生活空間の構築など、幅広い用途で重要な役割を果たしています。この度、富士通コンポーネントとルネサスエレクトロニクスは、共同で革新的なインテリジェント人感センサーのプロトタイプを開発しました。

24GHzレーダーセンサーとエッジAIの融合



この画期的なセンサーは、富士通コンポーネントの24GHzレーダーセンサーと、ルネサスの高性能MCU(マイクロコントローラーユニット)、そしてルネサスの機械学習モデル生成ツールであるReality AI Toolsによって開発されています。Reality AI Toolsを活用することで、従来必要だった複雑なレーダー信号解析やアルゴリズム開発を大幅に簡略化。短期間で高精度な人感センサーの実現を可能にしました。

エッジAIによる高精度な動き検知



センサーは、24GHzレーダーセンサーで取得したデータをもとに、MCU上に搭載されたエッジAIソフトウェアで人の動きを解析します。このエッジAIは、Reality AI Toolsを用いて生成された機械学習モデルを利用。人の在否だけでなく、動きの方向や速度なども高精度に検知できます。これにより、より高度な用途への対応が可能になります。

開発期間の大幅短縮と今後の展望



従来、24GHzレーダーセンサーを用いた人感センサーの開発には、高度な専門知識と長期間の開発期間が必要でした。しかし、ルネサスのMCUとReality AI Toolsの組み合わせにより、開発期間を大幅に短縮することに成功。これは、AI技術の普及と製品開発の効率化に大きく貢献する成果と言えるでしょう。

この新しい人感センサーは、スマートホーム、オフィス、公共施設など、様々な場所での活用が期待されます。省エネルギー化、セキュリティ強化、そしてより快適な生活空間の実現に貢献する革新的な技術として、今後の展開に注目が集まります。

展示会情報



この画期的な人感センサーは、以下の展示会で公開されます。

第7回 AI・人工知能EXPO【春】
会期:2023年5月10日(水)~12日(金)
会場:東京ビッグサイト 南展示棟南1ホール「小さく始めるAIパビリオン」ルネサス内(ブース番号:3-32)
Smart Sensing 2023
会期:2023年5月31日(水)~6月2日(金)
会場:東京ビッグサイト 東展示棟富士通コンポーネントブース内(ブース番号:5C-09)

これらの展示会では、実際にセンサーを体験し、その高性能を体感することができます。AI技術の未来を垣間見ることができる絶好の機会です。ぜひ、足を運んでみてください。

会社情報

会社名
FCLコンポーネント株式会社
住所
東京都品川区東品川4-12-4品川シーサイドパークタワー
電話番号
03-3450-1601

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