大阪工業大学のゼミ生が制作した文豪恋ことばキーホルダー
大阪工業大学は、文学と恋愛をテーマにしたユニークなプロジェクトを展開しています。知的財産学部の水野五郎教授のゼミ生たちは、著作権を学びながら著名な文豪たちの恋にまつわる言葉を刻んだアクリルキーホルダー、「文豪恋ことば」を制作しました。この作品は、文学に親しみがない人々にも気軽に楽しんでもらえることを目的としており、文豪たちの言葉を通じて新たな文学の楽しみ方を提案しています。
キーホルダーの特徴
「文豪恋ことば」は、太宰治などの著名な文豪たちの心に響く言葉を大切に採録し、実際の商品へと落とし込んでいます。例えば、太宰治の「ただ、好きなのです。それで、いいではありませんか。」という言葉が刻まれたキーホルダーは、見た目の美しさだけでなく、その裏にある文学的な深さを感じさせます。
今回のプロジェクトは、単に商品を売るだけでなく、文豪の言葉を通じて人々がつながるきっかけとしていることが大きなメッセージとなります。自分のお気に入りのキャラクターやアイテムと一緒に撮影する楽しみもあり、SNSでの拡散も狙っています。
学園祭での販売
このキーホルダーは、11月20日から24日まで、大阪市のあべのハルカス近鉄本店で開催される「ハルカス学園祭」に出店する「水野ゼミの本屋」で販売されます。学生たちは、この学園祭を通じて文豪たちの恋言葉がどのように現代の若者たちに響くのか、実際の反応を楽しみにしています。
特に、ガチャガチャ方式で販売されることで、購入者は思いがけない言葉との出会いを楽しむことができ、単なる物質的な購買行動を超えた経験が提供されます。また、参加者同士での「恋話(コイバナ)」が広がることで、新しい形のコミュニケーションが生まれることも期待されています。
まとめ
このプロジェクトは、文学作品の著作権を尊重しながらも、若者たちが文学に興味を持つきっかけを提供するものです。アクリルキーホルダーは、厚さ2mm、1辺50mmのコンパクトなサイズで、価格は330円(税込み)。誰でも手に取りやすいアイテムとして、友人や家族へのプレゼントにも最適です。文学の魅力を再発見し、恋愛について新たな視点をもたらす「文豪恋ことば」のキーホルダー、ぜひご注目ください。
この機会に、文豪たちの言葉に耳を傾け、彼らの世界に触れてみませんか?