理系人材の新連携
2025-01-09 11:36:16

理系学生と企業を繋ぐ新たな連携、採用管理システムに注目のリード

新しい就職のカタチ、理系学生と企業をつなぐAPI連携



採用活動において、候補者情報の整備と迅速な対応は非常に重要です。その中で、理系学生と企業のマッチングを強化するための新たなアプローチが登場しました。Thinkings株式会社が提供する「採用管理システムsonar ATS」と、株式会社LabBaseが展開する理系学生向けスカウトサービス「LabBase就職」がAPI連携を開始しました。この連携により、企業が求める理系人材へのアプローチが一層スムーズになります。

「LabBase就職」とは?


「LabBase就職」は、企業が研究に力を入れる理系学生に直接アクセスできるスカウトサービスです。学生は自身の研究内容や専門スキルをデータベースに登録し、それに基づき企業が自社のニーズに合った学生を見つけ出すことができます。この仕組みにより、従来のリクルーティングサービスでは出会えなかった学生に対しても、企業は直接スカウトを行うことが可能です。これにより、返信率の向上が期待されており、揃った条件の下で理系学生と企業双方に利点があります。

特に注目すべきは、2024年4月時点での登録者数が110,000名以上、導入企業数が700社以上に達しているという実績です。これだけのボリュームを持つ「LabBase就職」は、今後も理系人材の採用における有力な手段となるでしょう。

連携による新たな採用の風景


今回の連携は2024年5月から一部機能が先行してスタートしており、現在は全ての候補者情報を「sonar ATS」でリアルタイムに確認・管理できる仕組みが整いました。これまでは応募経路を経ての情報連携に限られていましたが、スカウト機能との連携により、企業は理系学生からの迅速な応募へとつなげることが可能になっています。

API連携を通じ、企業は手動での候補者情報の取り込み作業から解放され、時間を節約できるうえ、優れた学生候補との選考プロセスをスピーディーに進められます。候補者側にとっても、企業とのコミュニケーションが円滑に行われることで、選考の速度や企業の対応の質が向上します。

経済環境と教育現場の課題


日本における理工系学部への進学率がOECDの平均に比べ低いこと、及びIT人材が2030年までに約79万人不足すると予測されている現状は、企業の採用戦略に影響を与える重要な要素です。少子化が進む中、理系人材へのアプローチ方法を見直す必要性が高まっていると言えます。これに対応する形で「sonar ATS」を利用する企業から、理系人材の採用ノウハウへのニーズも増えており、「LabBase就職」との連携が生まれたのです。

導入のメリット


採用担当者は、「LabBase就職」を通じてスカウトが承諾された場合、候補者情報をシームレスに「sonar ATS」に登録し、一元管理が可能となります。このことにより、手間をかけずにタイムリーなデータ連携が実現し、選考の効率性が格段に向上します。

また、逆に候補者にとっても、応募情報がすぐに企業に伝わるため、選考フローの中での時間短縮が図れ、迅速に就職活動が進められる環境が整います。

Thinkings株式会社のビジョン


Thinkings株式会社は、HR Tech領域で新たな組織づくりを支える企業です。2020年に設立され、採用管理システム「sonar ATS」の提供だけでなく、HRサービスの導入支援や市場調査などを行なっています。採用管理の効率化を図るサービスの拡大とともに、企業と学生という重要なつながりをさらに強化していくことで、次世代の採用市場に新たな価値を提供していくことを目指しているのです。

この連携は、今後の採用活動における重要な一手として注目が集まっています。効果的な採用方法を模索する企業や学生にとって、今後の展開に期待が高まります。


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会社情報

会社名
Thinkings株式会社
住所
東京都中央区日本橋本町4-8-16 KDX新日本橋駅前ビル5階
電話番号

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