「NPO法人KYOTOごはんサポーター」の活動報告会で家庭料理への理解を深める

「NPO法人KYOTOごはんサポーター」の活動報告会

日常生活の支援を行う「NPO法人KYOTOごはんサポーター」が、私たちの食卓を豊かにするための活動報告会を開催します。このイベントは、4月に実施したクラウドファンディングの成果を伝えるとともに、「ごはんサポーター®︎」という職業の認知を高めることを目的としています。

「ごはんサポーター®︎」は、日々の料理に悩む家庭を訪れ、冷蔵庫にある食材や調味料を利用して数日分の食事を作り置きするという、料理に特化した家事代行サービスです。このサービスは、忙しい家庭にとって大きな助けとなり、食事作りの負担を軽減するのに役立っています。

NPO法人KYOTOごはんサポーターは、この仕事の普及とサポーターの育成に取り組み、料理を通じて人々が助け合い、支え合う社会を築くことを目指しています。現代の家庭では、男女を問わず多様な役割をこなす方々が増えていますが特に子育て世代は、仕事と家庭の両立に苦労することが少なくありません。このような中で、料理のスキルを持つ人たちが自分の能力に対し低い自己評価を抱えることもあります。そこで、料理のスキルを価値あるものとして認識し、それを活かすチャンスを平等に提供することが強く求められています。

この活動の背後には、代表の近藤を含む女性たちの視点によって生まれた独自のノウハウがあります。料理経験者に対して、料理の知識やスキルを共有し、サポーターとしての活動を支援します。自身のペースで働くことができる「ごはんサポーター」は、自立した生活を送るための助けとなるほか、コミュニティ内で情報交換をしながら活動することで、さらなる成長を促します。

報告会では、現在活動中の認定サポーターや第一期の講座生が家庭での料理を実演しながら、来場者にその魅力を伝えます。また、クラウドファンディングの支援者に対して日々の取り組みを報告し、「ごはんサポーター」という職業の価値を広めていく予定です。参加は予約制で、定員は30名とさせていただいています。

さらに、NPO法人では、不定期にごはんサポーターに関心のある方々向けの相談会も実施しており、今後も交流を深めるイベントを開催していく予定です。この機会に、家庭料理についての理解をより深めてみませんか？興味がある方は、ぜひお問い合わせください。