訪問理美容サービス「KamiBito」が超高齢社会に挑む新たなビジョン

訪問理美容サービス「KamiBito」が新たなビジョンを発表

日本介護システム株式会社が運営する訪問理美容サービス「KamiBito」は、全国で170の店舗を持ち、年間33万人を超える利用者にサービスを提供してきました。この度、代表の大友俊雄氏が堀江貴文氏とともに、今後の超高齢社会の課題解決に向けた新たな挑戦について語る機会を得ました。対談動画は2025年5月に公開予定です。

超高齢社会と訪問理美容

日本は少子高齢化の影響で、急速に高齢社会へと移行しています。こうした中で特に注目されるのが、介護保険制度の限界です。加齢や病気により日常生活が不自由になるご自身やご両親の姿を想像した際、どのようにサポートを受けられるかは、多くの人にとって切実な課題です。

実際、介護保険制度だけでは豊かな老後を実現するのが難しいという現実があります。特に美容やおしゃれなどの機会が減少することが、生活の質（QOL）を著しく低下させています。そこで「KamiBito」は、訪問理美容サービスを通じて、高齢者が「美しさ」と「生きがい」を享受できる環境を整えています。

未来への革新

大友氏は、この訪問理美容サービスが単なる美容を提供するだけでなく、高齢者の健康寿命を延ばすための重要な役割も果たすことを強調します。訪問時には、心地よい会話を通じてお客様とのコミュニケーションを深め、その詳細なデータをAIに取り込むことで、健康状況や潜在的な要望を分析しています。

このアプローチによって、利用者のQOLの改善だけでなく、対話を通じた新たな価値提供が期待されます。今後、AIエージェントや作業ロボットとの連携が進めば、より多面的なサポートが実現されるかもしれません。

国際展開と未来目指すビジョン

KamiBitoのビジョンは国内だけにとどまりません。高齢化が進む国々に対し、日本国内で培った訪問理美容サービスのノウハウを生かし、世界各国に展開していく考えです。特に韓国の介護関連企業との姉妹提携を結んだ背景には、世界的な高齢者支援のニーズが高まっていることがあります。

「KamiBito」は、高齢者や障がい者の生活を豊かにするビジネスモデルを基にして、全国的なフランチャイズオーナーやアライアンスパートナーを募集しています。この取り組みは、日本のビジネスモデルが世界でどのように活用されるかを示す一つの事例です。今後も、超高齢社会をハッピーにするパートナーとして、共に未来を創造する仲間を待ち望んでいます。