ファーブル・ルーバが288年の歴史を持つ時計ブランドを日本再上陸

ファーブル・ルーバが日本に再上陸

288年の長い歴史を持つスイスの名門時計ブランド、ファーブル・ルーバ（Favre Leuba）が、新たなスタートを切りました。株式会社ノーブルスタイリング（本社：東京都目黒区）が同ブランドの公式輸入および販売を開始し、日本市場への本格的な復活を知らせています。この新しい取り組みにより、クラシックな伝統と現代的なデザインを融合させたコレクションが登場し、時計愛好者や新たなユーザーへ新しい体験を提供することを目指します。

CEOのパトリック・ホフマンは、昨年の「ジュネーブ・ウォッチ・デイズ」でブランドの再始動を発表。彼は「ファーブル・ルーバは時計ブランドであるだけでなく、時計製造業界全体の回復力や革新の象徴です。我々は過去の伝統を受け継ぎつつ未来を照らし出し、創業者の精神を体現する時計を作ります」と述べました。新しいコレクションには、デザイナーのアントワーヌ・チュミとローラン・オーベルソンによって再考された「チーフ」「ディープブルー」「シー・スカイ」が含まれています。

これらのコレクションは、それぞれ伝統と現代性が融合したデザインを持ち、新しいムーブメントを経て、ブランドの革命的な変化を見せています。ファーブル・ルーバは3年以内に年間数千個の時計を製造するという目標を掲げており、価格帯は451,000円から902,000円（税込）となっており、卓越したウォッチメイキングと価値を提供することを約束しています。

ファーブル・ルーバは1737年にアブラハム・ファーブルによって設立されました。288年の歴史の中で、同ブランドは数々の革新を試み、探検家や冒険家に愛される時計を多数製作してきました。57年度の歴史的モデルである「ビバーク」や「バスィ」は、卓越性を追求し続けるファーブル・ルーバの品格を物語ります。

新たに発表されたコレクションには、特に機能性とスタイルを兼ね備えたモデルが含まれており、日常使いにも適しているとされています。例えば、チーフ・クロノグラフは、70年代のデザインのエッセンスを持ちながらも、現代的なスポーティさが加わっています。これにより、かつてない使用感とスタイルが実現されました。

また、ディープブルーコレクションは1960年代に誕生したダイバーモデルに基づき、堅牢なデザインを採用しつつ、現代のニーズに応じた改良が施されています。この復刻版は、初心者から愛好家にまで、幅広い支持を受けること間違いありません。

ファーブル・ルーバは、リローンチにおいても一貫して品質と革新を尊重し、現代の技術とデザインを取り入れつつ、ブランドの歴史に敬意を表する姿勢を崩していません。これからの発展が非常に楽しみなブランドです。

新しい時計を求める方々にとって、ファーブル・ルーバの名は今後の選択肢の一つとなることでしょう。信頼できるパートナーとしての存在感を大いに発揮し、時計市場に新たな風を吹き込むことでしょう。