美しいハワイの海とその現状
ハワイのカミロポイント。ここは観光スポットとして知られていますが、最近、日本から流れ着くゴミが問題になっています。この状況を打破するために、ハワイの海洋環境を守る活動が行われています。その発起人が関口氏です。
関口氏の挑戦
関口氏は日本で水中環境保全の活動を行っており、ハワイでも同様の取り組みを行いたいと考えていました。知人から「水中の掃除から始めませんか」との声を受け、昨年からハワイの観光地域で水中清掃を開始しました。
カミロポイントの現状
昨年9月、ハワイ州観光局を中心に開かれた国際的な会議では、カミロポイントでの清掃活動が取り上げられました。そこで、関口氏は日本から流れ着くゴミが日々蓄積していることを知りました。ハワイに住んでいながら、この問題を全く認識していなかった彼にとっては衝撃でした。
その後、清掃活動を行っている地元の人々と接触し、実際にゴミが accumulative される場所へ辿り着くためには、険しい道をオフロードトラックで進む必要があり、運搬にかかる費用も大きいことがわかりました。
NPOの設立
関口氏は、海洋環境保全を目的としたNPOを今年3月に設立する予定でしたが、コロナウイルスの影響により活動が足踏みしました。しかし、周囲の協力により念願のNPO法人「AlohaOceanPlus」を設立することができました。
このNPOは、ハワイの環境を向上させるために、アロハの精神を大切にしながら水中と陸上の環境保全活動を行っています。特に、日本から流れ着く浮遊ゴミの除去を重要な課題としています。
清掃活動の内容
AlohaOceanPlusは、ハワイが制定した「Aloha+Challenge」、すなわち2030年までの持続可能な発展目標に従った活動を行っています。特に、観光地の水中や水際でのゴミ清掃を対象とし、旅行者にも責任ある行動を促すため、情報発信を行います。
さらに、ハワイでは日本から観光に訪れる人々が年間150万人もおり、その中にはハワイに訪れる日本人だけでなく、行き先にゴミを持ち込む人々も少なくありません。この現実に対して、責任を持った対応が求められています。
クラウドファンディングの決意
日本からの支援が非常に重要です。オアフ島やカフクエリアなどハワイの様々な場所で深刻なゴミ問題が発生しています。これらの地域は、観光を目的とする場所でもあり、街中の清掃活動が必要です。そこで、AlohaOceanPlusはクラウドファンディングによる支援を募っています。
支援方法と今後の展望
具体的な支援方法としては、オンラインショップの設立と清掃活動の資金提供を行っています。売上の一部は清掃活動に寄付される仕組みです。詳細については、以下のリンクから確認できます。
ハワイの海は美しいですが、危機にさらされています。皆さんの支援が、海洋環境保全活動を支える力となります。今、手を差し伸べて、共にこの問題に立ち向かいましょう。あなたのご協力をお待ちしています!