MakeLeapsが国際基準Peppol送信機能をスタートし請求管理を革新

MakeLeapsが新機能を提供

リコーグループ傘下のメイクリープス株式会社が、クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps」において、新たに国際基準であるPeppol（ペポル）への対応機能を追加したことを発表しました。この新機能により、ユーザーは簡単に国際基準の請求書送信ができ、取引先ごとの要求に応じた請求書の柔軟な発行が実現します。

Peppol送信機能の概要

新たに導入された「Peppol送信」機能は、MakeLeapsで作成した請求書をPeppol形式で送信できるものです。このグローバルな標準規格に対応することで、異なる請求管理ソフトを使用している企業間でもスムーズな請求書のやり取りが可能になります。これにより、経理業務の電子化を促進し、業務効率を向上させることが期待されます。

また、既存の請求書送信方法—電子送付、郵送代行、セキュア受信箱—はそのまま利用可能で、ユーザーは多様なニーズに応じて選択できる利便性を享受できます。

Peppolとは

Peppolは、請求書や受発注の電子データをやり取りするための国際的な標準規格です。日本においてはデジタル庁がPeppol Authorityとして国内仕様を設計し、これにより異なるシステム間でのデータ交換が可能になります。Peppolを活用することで、紙ベースの書類から電子書類への移行が容易になり、作業時間の短縮やコスト削減、ペーパーレス化が実現可能です。

ファーストアカウンティング社との連携

メイクリープスは、Peppol送信機能の提供にあたり、ファーストアカウンティング株式会社が運営する「Peppol Access Point」を採用しました。ファーストアカウンティングは、デジタル庁から認可を受けた日本のPeppolサービスプロバイダーで、主にAI技術を活用して経理業務の効率化を図っています。彼らの技術力がこの新機能の実現に寄与していることは、企業にとって大きなメリットと言えるでしょう。

経理業務の未来

今後、MakeLeapsは日本の企業におけるバックオフィス業務のデジタル化をさらに推進していく考えです。この新機能により、多くの企業が国際的な請求書管理に対応し、ビジネスの発展を加速することが見込まれます。デジタル化はもはや選択肢ではなく必須となっており、企業はこの流れを利用してさらなる成長を目指すべきです。

MakeLeapsの公式ウェブサイトでは、機能紹介ページや詳細な利用に関する情報が提供されているため、新機能に興味を持つ企業はぜひご覧ください。今後のサービス展開にもぜひ注目していきたいところです。