非対称ホラーゲーム『Dead by Daylight』の新たな幕開け
2024年11月8日、Behaviour Interactiveが手掛ける非対称ホラーゲーム『Dead by Daylight』の最新チャプター「Doomed Course」のパブリックテストビルド(PTB)がSteamにてスタートしました。新規キャラクターの登場や新たなストーリーがこのチャプターの魅力です。
新キャラクター紹介
この新章では、悲劇の運命を負ったキラー「The Houndmaster(ハウンドマスター)」と、サバイバー「Taurie Cain(トーリー・ケイン)」が登場します。彼らは運命に翻弄され、絶望の道(Doomed Course)へと導かれるのです。二人の暗い過去が織り成すストーリーは、プレイヤーを新たな恐怖へといざないます。
ハウンドマスター – 憎悪の具現化
新たに登場するキラーのポーシャ・メイは、特殊な過去を持つ人物です。幼少期は無邪気でしたが、19世紀に海賊によって父親を失って以降、彼女の心は憎悪に満ちたものへと変貌しました。バミューダトライアングルにある「ドラゴンの歯」と呼ばれる神秘の島で孤独に成長したポーシャは、復讐心に燃え、ついにはエンティティによって強化されることになります。彼女の唯一の心の拠り所でもある愛犬「Snug(スナッグ)」と共に、サバイバーを追い詰める姿は恐怖そのもの。
AI制御ペットの導入
新しい試みとして、AI制御のペット、スナッグが登場します。スナッグは逃げるサバイバーを追いかけて捕らえる役割を持ち、プレイヤーは「Chase(追いかけ)」と「Search(探知)」の命令を出すことができます。スナッグがサバイバーを見つけ出すことで、キラーのハウンドマスターはより有利にサバイバルゲームを進めることが可能になります。
エンティティの信奉者 – トーリー・ケイン
サバイバーの新キャラクター、トーリー・ケインはエンティティを崇拝する組織で育った人物です。彼女は母親と兄を失った悲劇から、自分の運命をエンティティに仕えることだと定義するようになります。その後、霧の森に導かれることで、サバイバーとしての運命を歩むことになるのです。
「Bleeds」と運命の交差点
ハウンドマスターとトーリー・ケインは、それぞれ異なる背景を持ちながらも、「Bleeds」に関わることで運命が交差します。ブリードは、人間の世界とエンティティの領域が重なり合い、そこから霧の森への入り口が開かれる現象です。一度エンティティと接触すると、その恐怖から逃れることができなくなります。
すでに登場しているサバイバーたちも、ブリードの影響を受けており、彼らの運命に暗い影を落としています。例えば、ハディ・カウルもポッドキャストを通じてブリードを調査し、数々のブリードが確認されています。
絶望の道を歩む運命
新チャプター「Doomed Course」は、サバイバーとキラーの双方に新しい運命をもたらし、それぞれが絶望の道を辿るさまを描き出しています。運命は時に無情で、二人はその渦に巻き込まれていくのです。新たなプレイ体験を提供するこのチャプターは、2024年11月下旬以降にSteam、PS5、PS4、Xbox One、Xbox Series X|S、Epic Games Store、Windows Store、Nintendo Switchにてリリースされる予定です。
『Dead by Daylight』とは?
『Dead by Daylight』は、4対1の非対称型オンライン対戦ホラーゲームです。プレイヤーは、殺人鬼(キラー)とサバイバーに分かれて戦います。リリース以来、多くのプレイヤーに支持され、さまざまな著名な作品とのコラボレーションも実施されています。これからも新たな体験を提供し続けることに期待が寄せられています。