GMOインターネット、約7万件のメールアドレスを緊急診断
GMOインターネットグループは、インターネット業界において多様なサービスを展開し、「すべての人にインターネット」を掲げています。この度、同社が展開する「GMOセキュリティ24」にて、登録された約7万件の定期診断アドレスを対象に、急遽漏えい診断を行いました。
2022年に発表された約69万件の漏えいデータが再び注目され、その中に新たに登録された情報が存在する可能性が浮上したことが背景にあります。このような状況を受けて、GMOインターネットグループは、危険性を早期に察知し、顧客の安全を守るために迅速に行動しました。
診断の実施内容
緊急診断は、GMOセキュリティ24に設定されている約7万件のメールアドレスに対し、独自の方法で新たに漏えいしたデータと照らし合わせる形で行われました。その結果、350件のアドレスが新たに漏えいのリスクがあることが確認され、これらの顧客には早急に注意喚起の連絡が行われました。
この取り組みは、顧客のパスワードの安全確保や利用のリスクを軽減するためのものです。GMOインターネットグループは、今後も引き続き、インターネット利用の安全性向上に向けて取り組んでいく姿勢を示しています。
GMOセキュリティ24の機能
「GMOセキュリティ24」は、24時間無料でインターネット上の情報漏えいやセキュリティリスクを診断するサービスです。主な機能には次のようなものがあります。
- - パスワード漏えい診断:登録メールアドレスが過去に漏えいしていないかを確認し、新たな情報が出た際には自動的に通知を行います。
- - Webサイトリスク診断:自身のWebサイトの脆弱性を診断し、月に一度の定期チェックを行います。
- - AIチャットボット:セキュリティに関する疑問に24時間自動で答える機能を提供しています。
将来の展望
GMOインターネットグループは、「すべての人に安心な未来を」に向けたプロジェクトを進めています。この取り組みの一環で、セキュリティ対策が進展し、全てのユーザーが安心してインターネットを利用できる環境作りを目指しています。
特に2025年には「GMOサイバーセキュリティ大会議」が予定されており、これによってセキュリティに対する啓発や新たな対策が議論されることが期待されています。顧客が安心してインターネットを利用できる未来に向けて、GMOインターネットグループは確固たる方針を持ち、取り組みを続けていくことでしょう。
まとめ
GMOインターネットグループが実施した約7万件のメールアドレスに対する緊急漏えい診断は、今後も同社が提供するセキュリティ対策の一環として、顧客に対する重要なサポートの機会となります。引き続き、インターネット上のリスクを抑え、安全な利用を促進するための努力が期待されます。