成和化成、エコバディスのサステナビリティ評価で4年連続「シルバー」獲得

株式会社成和化成が4年連続で「シルバー」評価

化粧品原料の研究・製造を手掛ける株式会社成和化成は、フランスに本社を持つエコバディス社によるサステナビリティ評価で「シルバー」評価を4年連続で受賞しました。成和化成は、大阪府東大阪市に本社を置く企業で、代表取締役は吉岡正人氏が務めています。この評価は、企業がいかに持続可能な社会の実現に貢献しているかを示す重要な指標となります。

エコバディスの評価基準

エコバディスは、180カ国以上で130,000社以上の企業に対して、社会的責任（CSR）を評価する専門機関です。評価は「環境」、「労働と人権」、「倫理」、「持続可能な調達」の4分野に分かれます。成和化成は、これらの分野において優れた実績を収め、上位15%に与えられる「シルバー」評価を取得しました。

SDGsへの取り組み

近年では、持続可能な開発目標（SDGs）に対する認知が高まっており、多くの企業がその取り組みを強化しています。成和化成もその流れに乗り、SDGsの17の目標中、14の重要課題に取り組んでいます。このような評価を受けることで、自社のパフォーマンスを評価し、常に改善を目指す姿勢は、企業の信頼性を高める要因となります。

社会貢献への取り組み

成和化成は、大阪と福井の自社工場で化粧品原料の研究開発・製造を行っています。これにより、環境に配慮した製品作りや美しい海を守ること、労働環境の整備などを通じて地域社会に貢献しています。また、成和化成は、社員の約半数が研究に従事しており、これまでに100種類以上のオリジナル化粧品成分を開発しています。