電気自動車の充電ができるエコな賃貸住宅が品川に登場

『ラティエラ品川西大井』の新たな挑戦

2024年10月23日、東京ガス不動産株式会社は、品川区西大井に新たな賃貸住宅『ラティエラ品川西大井』を取得したことを発表しました。この物件は、東京ガスの取り組む「脱炭素」「最適化」「レジリエンス」に寄与するために設計されており、今後の都市型住宅の一つのモデルとなることが期待されています。

環境に優しい設計

本住宅では、スマートな電気自動車充電サービスである『EVrest』が導入されています。これにより、住民は効率よく電気自動車を充電することができるだけでなく、共用部分で使用する電力は『さすてな電気』を利用しており、CO2排出量が実質ゼロを実現しています。この環境配慮によって、全体の資産価値も向上することが見込まれています。

物件の基本情報

物件名称: ラティエラ品川西大井
所在地: 品川区西大井2-16-14
交通: JR湘南新宿ライン・横須賀線西大井駅より徒歩5分
用途: 共同住宅（70戸）
構造・階層: 鉄筋コンクリート造、地上4階
敷地面積: 1,158.24㎡
延床面積: 2,389.43㎡
賃貸面積: 2,033.79㎡
用途地域: 第一種中高層住居専用地域、近隣商業地域
竣工: 2024年9月
施工: 株式会社松尾工務店

東京ガス不動産の戦略

東京ガス不動産は、今後も保有地や新規取得用地の開発を進め、ビジネスパートナーとの共同事業を通じて、顧客にとって価値のあるサービスを提供することを目指しています。また、同社は中期経営計画「Compass Transformation 23-25」を実現するための施策を展開していくと明言しています。

エコロジカルな市場の先駆者

『さすてな電気』は東京ガスが提供する環境に優しい電力メニューで、再生可能エネルギーによってCO2排出量を実質ゼロにしています。特に、賃貸住宅における住宅用電力の環境負荷を減らす努力が注目されています。また、『EVrest』は個別の充電実績を管理できるなど、便利な機能を多数備えています。このように、共同住宅向けの新しい充電インフラの導入は、これからの住宅市場における大きな波となるでしょう。