2026年のF1シーズンに向けて、スクーデリア・フェラーリとIBMは協力し、スクーデリア・フェラーリHPアプリの新機能を発表しました。これは、米国初の公式レース「F1マイアミ・グランプリ」に合わせたもので、世界中のフェラーリのファンに対してより深い体験を提供することを目的としています。
この新機能の中心となるのは、IBMのwatsonxプラットフォームを活用したAI Companionです。このデジタルガイドは、レースの洞察やスクーデリア・フェラーリの歴史に関する情報を、より直感的かつパーソナライズされた方法で提供します。ファンは、会話形式のプロンプトを使って、チームやドライバー、レースシーズンについて質問することができ、過去から最新までのデータに基づいた適切な回答を受けます。
さらに、アプリにはファンの興味を引きつける新たな「Game Center」が登場します。この機能では、レース予想、クイズ、チャレンジといった様々なアクティビティが用意されており、ファン同士が共に楽しむことができます。SNSと連携したコンテストや、グローバルランキング、デジタル実績・バッジ機能を通じて、フェラーリファンのコミュニティがさらに強化されます。
特に注目すべきは、Game Center内に新たに加わった「Countdown Quiz」です。この形式では、制限時間60秒以内で知識を競い合うことができるため、ファン同士の競争心を刺激し、楽しみながら学ぶことが可能です。また、参加状況に応じてデジタルバッジが与えられる「Achievements」タブは、ファンが自分の成果をSNSで簡単にシェアできる機能を備えています。
レースウィークエンド中には、アップグレードされた「Race Center」がファンの注目を集めます。ここでは、サーキットでの詳細なセッションタイムラインやリアルタイムのドライバーデータ、フリー走行から決勝レースまでの厳選された洞察が提供され、ファンはフェラーリのパフォーマンスをリアルタイムで追跡することができます。
IBMのマーケティング担当シニアバイスプレジデントであるジョナサン・アダシェク氏は、現在のファンはただ情報を知るだけではなく、レースやドライバー、チームとのつながりをより密にしたいと考えていると述べています。「スクーデリア・フェラーリHPアプリにAIを組み込むことで、私たちはフェラーリファンのスポーツへの関わり方を根本から変えることができる」とのことです。
今回のアプリの再設計は、2025年5月以来、アプリの累計ダウンロード数が35%、月間の平均アクティブユーザー数も36%増加した事例を受けて行われたもので、レース開催時のアクティブユーザー数は56%も増加しました。このように、IBMとスクーデリア・フェラーリは、より多くのファンと継続的に関わるための取り組みを強化し、今後も新機能を追加し続けていく計画です。
この再設計されたスクーデリア・フェラーリHPアプリは、Apple App StoreやGoogle Play Storeからダウンロード可能で、多くのファンがこれを通じて新たな体験を楽しむことが期待されています。IBMとスクーデリア・フェラーリの技術力が結集したこのアプリは、F1ファンにとって欠かせない存在となることでしょう。詳しい情報は公式サイトでご確認ください。