新たな魅力を引き出す宝塚歌劇オフィシャルショップの新制服
宝塚歌劇のシンボルであるオフィシャルショップ「キャトルレーヴ」が、約12年ぶりに全面リニューアルを果たし、新しいスタッフ制服が発表されます。この度の制服は、バレエ用品の名門である
チャコット株式会社がデザインを手がけ、新たなスタイルが登場します。2026年1月1日(木・祝)から順次お披露目されるこの制服は、スタッフたちが誇りを持てるような仕上がりとなっています。
宝塚歌劇の世界観を体現
チャコットは、長年舞台衣装やダンス用品の製作で培ったノウハウを活かし、宝塚歌劇の華やかさを再現したデザインを追求しています。スタッフが日々の業務を行う中で、快適さと見た目の美しさを両立させることを目指して作られたこの制服は、ただの業務用衣装に留まらず、宝塚の魅力を引き立てる装いなのです。
クラシカルタキシードをテーマにしたデザイン
新制服のデザインテーマは、「クラシカルタキシード」。伝統的で華やかなタキシードをイメージし、シックでクールなスタイルに仕上げられています。赤絨毯が敷かれた大階段での立ち姿が美しく映えるように作られたこの制服は、舞台の芸術性を体現しながらも、機能性にも優れています。
スタッフの意見を反映したプロジェクト
デザインの過程では、実際に「キャトルレーヴ」で働くスタッフが参加するプロジェクトが立ち上げられました。彼らの希望やアイデアを取り入れて「着たい」「動きやすい」「自分たちらしい」と感じられる衣装に仕上げようと、意見を重ねました。このように現場の声を大事にすることで、単なる衣装ではなく、舞台の品格を持つ特別な制服が誕生しました。
デザインのポイント
1.
テーラード衿: アシンメトリーな配色が施されたテーラード衿は、シャープさと洗練さを併せ持っています。舞台衣装の構築美を感じさせるデザインです。
2.
ゴールドモチーフ: シックな色合いの中で際立つゴールドのモチーフが、華やかさを加えています。品格を演出しつつ、目を引くアクセントとなります。
3.
ベルトデザイン: ダブル合わせの特徴的なベルトデザインは、ウエストラインを引き締め、全体のシルエットをスタイリッシュに整えます。
4.
軽量素材の使用: 軽やかな着心地を追求した素材選びにより、長時間の接客業務にも配慮しています。
5.
ボトムスのバリエーション: 従来のキュロットに加え、新たにストレッチパンツを採用。体型を気にせず、動きやすいラップキュロットと合わせて、業務内容や気候に応じて自由にコーディネイトできるようになっています。
デザイナーの思い
デザイナーは、「この新制服が宝塚歌劇の魅力をより引き立て、スタッフが誇りを持って身につけられるものであることを願っています」と語ります。舞台衣装のようなデザインが、来店されるお客様に非日常的な雰囲気を与え、会話のきっかけとなることを期待しています。この制服が新たなご縁を作り出すことも望んでいるのです。
新しい制服は、宝塚歌劇の魅力をさらに引き立てる役割を果たしてくれることでしょう。リニューアルされた「キャトルレーヴ」で、この素敵な制服と共に、宝塚の特別な雰囲気を体験してみてはいかがでしょうか。