アメリカで製作される新作ムーミン映画。レベッカ・シュガーが監督！

アメリカで新作ムーミン映画が製作決定！

フィンランドの国民的キャラクター「ムーミン」が、アメリカで新たに製作されることが決まりました。このプロジェクトの監督と脚本を手がけるのは、アニメーションの世界で名を馳せるレベッカ・シュガー。彼女は、カートゥーンネットワークの人気シリーズ『スティーブン・ユニバース』での活躍が知られています。制作は、映画『スポンジ・ボブ／スクエアパンツザ・ムービー』や『ニモーナ』で名高い「アンナプルナ」のアニメーション部門が担当します。

ムーミンの魅力とは？

ムーミンは、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンによって1945年に誕生したキャラクターで、以来70年以上経った今もなお、世界中で愛されています。ムーミンの物語は、勇気や友情、自然との共生をテーマにしており、世代や国境を超えて多くのファンに親しまれてきました。その魅力はフィンランドだけにとどまらず、特に近年アメリカでも再評価され、雑誌『ザ・ニューヨーカー』での特集や、ニューヨーク・ブルックリン公共図書館での展示などが行われ、多くの新しいファンを引きつけています。

ムーミンが持つ普遍的なテーマは、どんな文化においても共感を呼ぶもの。特に、彼の物語が描く自然との調和は、現代において一層重要なメッセージとなっています。

制作陣からの期待の声

新作ムーミン映画に対する期待の声も高まっています。ムーミンキャラクターズ社のCEO、ロレフ・クラクストロームは、「才能あふれるレベッカ・シュガーさん、そしてアンナプルナとのパートナーシップを通じて、新しい節目となる映画を制作できることを大変嬉しく思います。」とコメントしています。このプロジェクトが、ムーミンの物語を新しい視点から再解釈し、長年のファンと新しいファンの両方に新たな発見を提供することを期待しています。

さらに、アンナプルナ・アニメーションの共同代表であるロバート・ベアードとアンドリュー・ミルスタインは、「トーベ・ヤンソンの世界観を映画として表現できることを光栄に思います。この愛すべきキャラクターたちと、トーベが表現したユーモアや温かさを新しい観客に届けることを楽しみにしています」と語っています。