鈴木純の新作絵本が登場!
植物観察家として名高い鈴木純氏が、ついに新たな絵本を発表します。今回の本のタイトルは『たねはいのちのおわりとはじまり』。2025年10月9日に全国の書店で発売予定で、価格は1,540円(税込)です。本書は、NHKの人気番組「ダーウィンが来た!」にも出演している鈴木さんが手掛けた、植物のいのちの源である「たね」に焦点を当てた一冊です。
64種類のたねと芽生え
植物たちは、たった一粒の小さなたねから次の世代を育んでいきます。本書では、さまざまな種類のたねや芽生えを通じて、私たちに身近な植物の美しさや独特の形状を紹介します。タンポポやヒマワリなど、全部で64種類の植物が取り上げられており、それぞれの特徴をユーモアたっぷりに解説しています。美しい写真とともに、読者は植物の世界に引き込まれることでしょう。
読むだけで楽しい観察体験
読者がまるで植物観察会に参加しているかのような体験を提供する本書は、予約が取れない人気の観察会を主催する鈴木さんならではの魅力が詰まっています。観察会では、鈴木氏が植物の細部にまで目を配り、五感を使って楽しむ方法を伝授。植物に対する関心が高まる中、本書を通じてその魅力に気づいてもらいたいという思いが強く感じられます。
鈴木純氏のプロフィール
鈴木純氏は1986年に東京都で生まれ、東京農業大学で植物観察の基礎を学びました。特に印象的だったのは、180種類もの樹木の授業を通して、葉っぱの個性に気づくことができた瞬間だと語っています。その後、日常の風景が一新され、植物観察の道を歩むようになりました。現在は「まち専門の植物ガイド」として活動し、さまざまな著書も持つ彼は、植物の魅力をより多くの人に伝えることに情熱を注いでいます。
植物観察の楽しさを伝えたい
鈴木さんは、「たねには植物の命の秘密が詰まっています。見て、さわって、飛ばして、土の中にまいて、思い思いに楽しんでもらえたらうれしいです。さあ、植物観察に出かけましょう!」というメッセージを通じて、読者に観察の楽しさを広めていきたいと考えています。
まとめ
植物観察を楽しみながら学べるこの絵本『たねはいのちのおわりとはじまり』。ぜひ、手にとって新たな植物の世界に触れてみてください。鈴木純氏の熱い思いが伝わる一冊となっています。