興聖寺秋の特別公開
2024-09-30 23:37:22

臨済宗興聖寺にて秋の特別公開を実施!古田織部ゆかりの寺を訪れよう

京都の秋を感じる特別公開



令和6年の秋、京都市上京区に位置する臨済宗興聖寺が特別公開を行います。この寺院は、茶道の祖でもある武将・古田織部によって建てられたもので、茶道を愛する人々にとって特別な場所です。通常は非公開ですが、特別な時期にその美しい中庭と建物が公開される機会がやってきました。

興聖寺の歴史



興聖寺は慶長八年(1603年)に、虚応円耳という僧を開山として創設されました。茶道織部流の枢機となった古田織部が深く関わっていることから、この寺はしばしば「織部寺」とも称されます。寺院では、仏教の教えを基に心と体を育てる修行が行われており、地域における重要な文化財としても注目されています。

美しい紅葉と特別公開



本年の特別公開は11月9日から始まり、美しく色づく紅葉が訪れる人々を迎え入れます。特に本堂や方丈など多くのエリアが一般公開され、秋の風情を楽しむことができます。また、ふれあい堂や茶室なども自由に使用できるため、訪れた際にはぜひその静寂な空間を体験してみてください。

同時開催の写真展と法話イベント



さらに、秋の特別公開にあわせて「旅坐禅の世界-西の果て与那国島へ」という写真展も開催されます。これは、住職が与那国島での修行を通じて体験したことを写真で表現したものです。8点の大作が初公開され、訪れる人々は自然の中で坐禅する住職の姿を見ることができます。

また、関連する法話のイベントも行われ、望月住職が与那国島での体験を交えた法話をお届けします。特別な空間でお茶と黒糖を楽しみながら、心豊かな時間を過ごせることでしょう。

様々なアクティビティ



興聖寺では、坐禅会や写経会などの様々な催しも行われています。これに参加することで、より深く仏教を学び、心と体をリフレッシュすることができるでしょう。また、京都発の伝統工芸品「WABSC」の展示も行われ、秋をテーマにした作品が並ぶ予定です。オンラインでのやりとりだけでなく、実際に手に取って見ることができるこの機会は貴重です。

開催概要



  • - 会期: 2024年11月9日(土)~12月8日(日)
  • - 拝観時間: 午前10時~午後4時30分(最終受付は午後4時)
  • - 会場: 臨済宗興聖寺(京都市上京区堀川通寺之内上ル2丁目上天神町647)
  • - 拝観料: 一般1000円、高校生以下500円、未就学児無料、障がい者500円(介添え人1名まで)

興聖寺の秋の特別公開は、歴史的な背景を持つ茶道の聖地で秋の風情を楽しむ素晴らしい機会です。ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。


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京都府京都市中京区烏丸通夷川上る少将井町239
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