川崎市の歴史が息づく橘樹歴史公園、復元倉庫内部特別公開のご案内

歴史を感じる特別な一日

川崎市高津区に位置する橘樹歴史公園では、5月18日（日）に復元倉庫の内部を特別に公開します。このイベントは、橘樹官衙遺跡群の国史跡指定10周年と、橘樹歴史公園のオープン1周年を記念して行われるものです。

橘樹官衙遺跡群とは？

橘樹官衙遺跡群は、平成27年3月に全国初の国史跡に指定された重要な史跡です。ここには、飛鳥時代に作られた役所の倉庫跡が4棟保存されており、そのうち1棟は完全に復元され、他の3棟も一部が復元されています。この復元事業は全国で初めて行われたものであり、古代史ファンの注目を集めています。

特別公開の詳細

- 日時：令和7年5月18日（日）10:30～15:00（受付は10:00から14:00まで）
- 場所：橘樹歴史公園（川崎市高津区千年423-1）
- 交通：市バスまたは東急バスの「影向寺」または「千年」バス停から徒歩10～15分
- 申し込み：事前の申し込みは不要ですが、受付順での案内となります。参加者が多数の場合はお待ちいただくことがあります。
- 参加費：無料
- 注意事項：小雨決行、荒天時は中止となります。また、会場付近にはトイレがないため、その点にもご注意ください。

古代の雰囲気を体験

橘樹歴史公園では、古代の時代背景を感じることができる貴重な体験ができます。復元された倉庫は、古代橘樹の歴史を生き生きと感じさせ、1,300年以上前にこの地で営まれていた人々の生活や文化に思いを馳せることができるでしょう。公園内に立つと、飛鳥時代の倉庫を見上げる景観もまた、独特の魅力を持っています。

参加者は、この歴史的な場所で古代の暮らしを実感し、川崎市の深い歴史の一端を直接体験する貴重な機会を得られるでしょう。橘樹歴史公園が提供するこの特別公開に、ぜひ皆さんも足を運んでみてください。