アフリカでのモバイルラーニング、ISMがgoocus proを導入し学びを変革へ

アフリカの高等教育機関におけるモバイルラーニングの新潮流

近年、アフリカの高等教育において、学習環境が劇的に変化しつつあります。特に、Institut Supérieur de Management（ISM）は、モバイルラーニングツール「goocus pro」を導入することにより、学生たちの学びを大きく革新しようとしています。この取り組みは、MBAプログラムを受講している学生に特化したもので、彼らがソーシャルに学ぶための新たな環境を提供します。

学生のニーズに応える技術

ISMでのMBAプログラムでは、多くの学生が仕事と学業を両立させています。彼らは授業の予習をするためにまとまった時間を取ることが難しく、そのために学びを一層充実させるための手段を探していました。このような背景から、全員がモバイルデバイスを使って隙間時間に予習ができるgoocus proの導入が急務だったのです。これにより、学生は自分のペースで基礎知識を学べるようになり、授業の内容をより効果的に理解できるようになります。

先進的な学習プラットフォーム

「goocus pro」は、スマートフォンを活用した学びを目的としたモバイルラーニングプラットフォームで、iOSとAndroidの両方に対応しています。このプラットフォームは、テキスト、写真、動画、音声を用いた教材の作成を可能にし、選択式や記述式の問題を作成できる柔軟性を備えています。また、SNS的なつながりを活用し、個々の利用者が学びを競い合える仕組みも取り入れています。

より広がる教育の可能性

このプロジェクトは、ISMにおいて確立されたeラーニングの土台を基にしています。既にMBAの学生たちの間ではFacebookグループを通じて活発にコミュニケーションが交わされており、モバイルラーニングとソーシャルラーニングの融合が自然に行われている環境が整っています。今後はこの成功をもとに、ISMの他の修士プログラムや学士課程へのgoocus proの導入も計画されていますし、さらにはアフリカの他の大学にも適用していく予定です。