ナガオクミが語るごはんの大切さと新進監督の映像美

シンガーソングライターのナガオクミが新シングル『ごはん』の配信を開始しました。この楽曲は2021年11月にリリースされたEP『まばたき』に収録されており、ナガオクミ自身が全ての作詞と作曲を手掛けていることが特徴です。楽曲では、日常生活に欠かせない「ごはん」に焦点を当てたメッセージが込められています。彼女は、この曲を通じて食卓を囲む大切な時間と、それがもたらすつながりについて表現しています。

ナガオクミは、60〜70年代の日本の歌謡曲を聴いて育ち、その後にはっぴいえんどや荒井由実から影響を受けて楽曲制作を始めました。彼女の曲はポップスから童謡まで幅広く、口ずさみたくなるメロディと独特の言語感覚が魅力です。これまでに3枚のソロアルバムを発表し、現在も神戸を拠点にライブ活動を続けています。特に、楽曲提供をした小泉今日子の「サヨナララ」などは、大きな話題となりました。

同時に、ナガオクミの新曲『ごはん』のミュージックビデオも公開され、こちらは若手映画監督のシタンダリンタが手掛けています。シタンダリンタは18歳でありながら、すでに映画祭で受賞歴を持つ新進気鋭の才能です。このMVは、スマートフォン一台で撮影から編集までを行い、ある夫婦の普遍的な日常を独特のカット割りと色彩で表現しています。彼の作品は、視覚的な美しさとストーリーテリングの技術が際立っており、若手監督としての成長が期待されます。

『ごはん』のミュージックビデオは、YouTubeで現時点で観ることができ、ナガオクミの柔らかい歌声とシタンダリンタの独創的な映像が融合した仕上がりとなっています。観る者に、日常の中の幸せな瞬間を再認識させるような内容です。音楽と映像、それぞれのアプローチで描かれる「ごはん」というテーマが交差し、視聴者に感動を与えてくれることでしょう。

ナガオクミは今後も活動を続ける構えで、彼女の公式サイトやTwitter、YouTubeチャンネルは最新情報で更新されているため、ぜひチェックしてみてください。また、シタンダリンタも自身の映画制作に加え、ミュージックビデオやCMなど幅広く手掛けており、彼の成長も楽しみです。若い才能がさらに輝く今、この二人のアーティストから目が離せません。