日本調剤グループとノバルティスファーマの新たな取り組み：慢性骨髄性白血病サポートプログラムがスタート

日本調剤グループとノバルティスファーマが手を組む新プログラム

全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社は、ノバルティスファーマ株式会社との共同プロジェクトとして「CML-PATH」サポートプログラムを開始しました。このプログラムは、慢性骨髄性白血病（CML）の患者さんに向けて、治療効果の向上と生活の質（QOL）の向上を目指したものです。

CML-PATHプログラムの概要

日本調剤とノバルティスが共同で策定したこのプログラムは、患者さんが日常生活で直面するさまざまな困難や不安に寄り添うことを目的としています。11月1日から、特定の20店舗で服薬フォローアップがスタートし、効果的な治療を支援するための「CML-PATH 服薬フォローサポートシート」が導入されます。このサポートシートを用いることで、患者さんの服薬状況を正確に把握し、医師へ必要な情報を提供することが可能になります。

プログラムの目的と期待される効果

慢性骨髄性白血病は、慢性的に骨髄内に異常な細胞が増える疾患であり、患者さんの健康状態や治療経過に大きな影響を及ぼします。CML-PATHの導入によって、患者さんはより安心して治療に臨むことができ、医療チームとのコミュニケーションも円滑になることが期待されています。特に、外来がん治療に特化した薬剤師が在籍する日本調剤では、その専門知識を活かし、質の高いフォローアップを実現することに努めます。

対象店舗

サポートプログラムは、以下の20店舗において実施されます。これにより、全国各地で患者さんに対するきめ細やかなサービスの提供が可能となります。

- 日本調剤菊水四条薬局（北海道札幌市）
- 日本調剤東北大前薬局（宮城県仙台市）
- 日本調剤大宮薬局（埼玉県さいたま市）
- 日本調剤川越薬局（埼玉県川越市）
- 日本調剤柏の葉公園薬局（千葉県柏市）
- 日本調剤虎ノ門薬局（東京都港区）
- 日本調剤築地薬局（東京都中央区）
- 日本調剤マグノリア薬局（東京都練馬区）
- 日本調剤中尾薬局（神奈川県横浜市）
- 日本調剤浦舟薬局（神奈川県横浜市）
- 日本調剤菅生薬局（神奈川県川崎市）
- 日本調剤名市大前薬局（愛知県名古屋市）
- 日本調剤あべの薬局（大阪市）
- 日本調剤阪大前薬局（大阪府茨木市）
- 日本調剤谷町薬局（大阪府大阪市）
- 日本調剤西神中央薬局（兵庫県神戸市）
- 日本調剤ポートアイランド薬局（兵庫県神戸市）
- 日本調剤姫路薬局（兵庫県姫路市）
- 日本調剤広大前薬局（広島県広島市）
- 日本調剤原爆病院前薬局（長崎県長崎市）

日本調剤グループの理念

日本調剤グループは、医療業界における公正性と透明性を重視し、患者さんのニーズに応えることを第一に考えています。「生きる」に向き合うという強い使命のもと、全ての人にとっての医療サービスの質を向上させるための取り組みを行っています。サステナビリティの観点からも、社会課題の解決にフォーカスした活動を続けていきます。

終わりに

新しいサポートプログラム「CML-PATH」の導入により、慢性骨髄性白血病の患者さんへのより良い治療サポートが期待されます。また、これにより患者さんが感じることができる安心感や生活の質の向上に貢献できることを願っています。今後も、日本調剤とノバルティスファーマが協力し、より多くの患者さんに有益なサービスを提供していくことに注目です。