東京都が導入する新たなe-モビリティ
東京都が進める「e-モビリティ等利活用促進事業」に基づき、OpenStreet株式会社(以下「OpenStreet」)は国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」に新しいチャージャーステーションを設置し、特定小型原動機付自転車の導入を発表しました。新しいサービスは令和7年3月14日から開始されます。
このプロジェクトは、では都内でのサステイナブルな移動手段を提供し、「ゼロエミッション東京」の実現に寄与することを目指しています。フル電動の電動サイクルは、ペダルを漕ぐことなく座ったままでの走行が可能で、利用者の新たな移動体験を提供します。
新しいチャージャーステーションの設置
今回の取り組みでは、OpenStreetはチャージャーステーションを設置し、電動サイクルの充電環境を整えます。ユーザーは、HELLO CYCLINGのアプリを通じて使いたいステーションにアクセスし、電動サイクルの貸し出しや返却を行えます。電動サイクルにはチャージャーレシーバーが搭載されており、充電は簡単に行えます。充電器はラックに設置され、電動サイクルの前面に備付けられたレシーバーに充電コードを差し込むだけで使用が可能です。充電が正常に行われると、ステーションの充電器でライトが点灯します。
利用者のための利点
既存のステーションを活用することで、充電しやすくなり、バッテリー切れの心配を軽減します。また、充電作業の省力化により、運営効率を高めることにもつながります。利用者はシェアサイクルを通じて日常的にe-モビリティの利便性を体感できます。
電動サイクルの詳細
導入される電動サイクルは、glafit社製の「NFR-01 sh」です。このモデルは特定小型原動機付自転車として、快適な走行性能を持ち利用者に新たな体験をもたらします。
HELLO CYCLINGの利便性
HELLO CYCLINGを利用するには、専用アプリをダウンロードし、無料で会員登録を行うことでサービスがスタートします。このアプリではステーションの検索や車両の予約ができ、ユーザーは利用したい時に必要なだけ簡単に利用できます全国に広がる約10,500カ所のステーションを賢く活用しましょう。
利用料金と今後の展開
電動サイクルの利用料金は、15分200円、12時間で4,000円です。また、利用エリアや車種によって料金は変更される可能性がありますので、事前にご確認ください。今後は、特定小型原動機付自転車の駐車場所を提供するサービスや、EVバイクを用いたマルチモビリティポートも整備予定です。
まとめ
OpenStreetが推進するe-モビリティ事業は、シェアサイクルという形での利便性と環境への配慮を兼ね備えています。積極的な利用を通じて、持続可能な社会を実現する一助となることが期待されています。詳細な利用方法や料金は、HELLO CYCLINGのウェブサイトで確認してください。