ネコ好きのための新しい選択肢、ネコ不動産が熊本に登場
2024年8月8日、世界猫の日に設立された株式会社ネコ不動産は、猫と人が共に豊かに暮らすための住まいを提案する不動産サービスを始めました。
本社は熊本県熊本市南区平田にあり、猫可物件に特化したサービスを提供することで、猫好きのニーズに応える新しい選択肢を生み出しています。
猫可物件専門の不動産サービス
株式会社ネコ不動産は、熊本市を中心に猫可賃貸物件や猫可の中古マンションの仲介など、多岐にわたるサービスを展開しています。
さらに、新築や中古戸建ての購入サポートや猫用リフォームの提案も行っており、ネコと暮らす方々に特化した住環境づくりを目指しています。
現状、熊本市で猫可の賃貸物件は全体の約10%ほどと非常に少ないため、猫と人が快適に生活できる住まいを提供することが重要です。
SNSを活用した情報発信
株式会社ネコ不動産は、InstagramやTikTokなどのSNSを活用し、猫可物件の魅力を発信します。
従来の不動産ポータルサイトでは「ペット相談」と一括りにされがちで、猫が不可の物件も多かったため、ユーザーにとって不便でした。しかし、SNSでは猫の飼育数制限が明確に表示できるため、より利用しやすい情報提供を目指します。今後、猫2匹まで可と言った具体的な情報を提供することで、猫と暮らす方々の利便性向上に貢献します。
代表取締役の鶴上万里生
代表取締役の鶴上万里生氏は、熊本市出身で幼少期から猫と共に育った経験を持ちながらも、猫アレルギーというユニークな経歴を持っています。
卒業後は大手化学メーカーに勤務し、不動産投資に関心を持つようになりました。その頃、保護猫のために何かできないかと考え、猫と不動産を掛け合わせるビジョンが生まれました。
その後、宅建士の資格を取得し、不動産業界での経験を積む中で、猫好きに特化した不動産業を立ち上げることを決意しました。
ネコミュニティーによる社会貢献
今後、株式会社ネコ不動産は、「ネコミュニティー」を通じて猫好き同士を繋ぐ取り組みにも力を入れていきます。
猫好きの大家さんと猫好きの入居者を結ぶことで、より豊かな共生社会を実現することを目指しています。
このような新たな試みにより、会社は不動産業界において重要な役割を果たすと確信しています。
看板猫「ゆふ」の存在
ネコ不動産には、看板猫の「ゆふ」がいます。
大分県由布市湯布院町で代表取締役の愛猫として出会った彼女は、事務所には普段いないものの、時折お客様の指名がある際に出勤するという存在。
彼女は、単なる看板猫ではなく、会社のアイデンティティを象徴する重要な役割を果たしています。
こうした独自の取り組みを通じて、ネコ不動産は今後さらに猫と人が共存できる環境を提供し続けていくことでしょう。猫好きにとって、まさに待ち望まれた不動産会社の登場です。