運輸業界の未来を切り拓く！TDBCワーキンググループ2018のご案内

運輸業界は現在、旅客と貨物の両方の輸送が求められており、変化の激しい時代に突入しています。これに対し、運輸デジタルビジネス協議会（TDBC）は、業界全体の持続可能な発展に寄与するため、2018年度のワーキンググループメンバーを募集しています。この取り組みは、様々な業種や車両を超えた議論と実証実験を通じて、運輸事業者が直面する課題を解決し、ビジネスの生産性を向上させることを目的としています。

多様なテーマで取り組むTDBCワーキンググループ

TDBCワーキンググループ2018では、以下の5つのテーマが設定されています。各テーマは、運輸業界の現状や将来のビジョンを踏まえ、具体的な課題に焦点を合わせています。

WG01 交通事故の撲滅とエコドライブ

交通安全は業界全体での大きな課題の一つです。このグループでは事故の履歴や映像管理の仕組みや、エコドライブを通じた安全の実現、ESG経営の推進が検討されています。特に、事故履歴システムのテンプレート検証や運行管理者の技術力向上が重要なポイントとなります。

WG02 乗務員の健康増進

乗務員の健康は安全運行に直結します。このテーマでは、健康経営による企業成長に向けた睡眠の質や腰痛対策など、健康関連の実証実験も積極的に行われます。

WG03 MaaS（Mobility as a Service）への取り組み

次世代の移動手段として注目されるMaaSに関する研究や実証が進められています。地域交通の課題解決に向けた取り組みが期待されています。

WG04 人材不足の解消

運輸業界では人材の確保が急務です。リクルーティング手法の改善や企業ブランディングにより、応募者の増大を図ることが求められています。また、新人材の発掘や教育プログラムの充実も重要です。

WG05 先端技術による業務効率化

AIやIoTなどの先端技術を活用し、業務効率を向上させる手法が模索されています。車載器データを通じた労務管理や積載率向上に関する取り組みが期待されています。

参加方法と締切

TDBCワーキンググループに参加するためには、運輸デジタルビジネス協議会の会員である必要があります。参加費は無料ですが、積極的な議論や実証実験への参加が求められます。お申し込みは、TDBC事務局までご連絡ください。締切は6月15日（金）です。

詳細や申し込みに関しては、こちらのリンクを参照してください。