丸森町で生まれる新たな地域拠点「まるもりビレッジ」
宮城県丸森町筆甫地区で、地域振興を目的とした新たなプロジェクトがスタートしました。一般社団法人ひっぽのみらいが中心となり、廃校となった旧筆甫保育所をリノベーションして「まるもりビレッジ」を開設します。この施設にはカフェ、宿泊施設、キャンプ場などが併設され、地域の交流の場として機能することを目指しています。
地域の魅力を再発見
筆甫地区は日本の原風景が残る、自然豊かで懐かしい雰囲気のある場所です。四季折々の美しい景観や地域の文化を感じることができるため、多くの人々に訪れてもらい、地元の魅力を知ってほしいとの思いから「まるもりビレッジ」の設立に至りました。
地域おこしの原点
プロジェクトの発起人である中村真悟氏は、3年前に筆甫に移住し地域おこしに取り組んできました。人口減少が続く中、何とか地域を活性化させたいと考え、まずは古民家宿「まるもりホステル」をオープン。ここでは約1000人の宿泊客を迎え入れ、地域の魅力を発信してきました。今では「まるもりビレッジ」にも多くの期待が寄せられています。
まるもりビレッジの施設概要
「まるもりビレッジ」では、次のような設備が整えられる予定です。
- - カフェ: 地域の特産物を使った飲み物や軽食を提供し、来客者が気軽に立ち寄れる場所を作ります。
- - 宿泊施設: 自然体験や農業体験、研修などに利用できる宿泊スペースを設け、長期滞在も可能です。
- - キャンプ場: 荷物の運搬を容易にし、自然の中での思い出作りをサポートします。また、犬や猫と一緒に宿泊することも可能です。
- - キックボクシング教室: 元プロ選手による教室も開かれ、地域の健康促進にも貢献します。
- - フリースペース: イベントやワークショップなど多様な活用が期待されているスペースです。
- - プール: 修復予定のプールは、子供用の遊び場や、地域のサウナとして利用される予定です。
クラウドファンディングでの応援を
「まるもりビレッジ」の実現に向けて、クラウドファンディングも展開されています。目標金額は100万円、集まった資金はカフェの設備やキャンプ場、宿泊施設の工事に活用される予定です。支援者には様々なリターンが用意され、地域振興に直接的に参加することができます。
クラウドファンディング概要
- - 実施期間: 2024年5月10日〜6月30日
- - 目標金額: 100万円
- - 受付窓口: クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」
「まるもりビレッジ」は、2024年の夏オープンを目指して準備が進められています。地域の魅力を発掘・発信し、多くの人々が集う場所に成長することを期待されています。自然と地域の人々が織りなす温かい交流の場として、皆様のご支援をお待ちしています。