国際統合リハビリテーション協会 関東支部学会のお知らせ
一般社団法人国際統合リハビリテーション協会(IAIR)は、2017年4月29日と30日の2日間、板橋区立グリーンホールで「関東支部学会」を開催します。このイベントでは、「選択がもたらす生活とリハビリテーション」をテーマに、様々な学びの機会を提供します。
イベントの背景
2016年10月に行われた第二回学術大会では、統合医療の実践が多くの注目を集めました。2017年の第三回大会は大阪での開催が決定していますが、関東の参加者たちの熱気を大阪に向けるために、春の特別企画としてこの学会を立ち上げました。
「楽しくなければ学びじゃない」という信念のもと、ワークショップや施術体験、コンサートセミナー、プレゼン大会など、多彩なプログラムをご用意しています。参加者にとって、学びの楽しさを体験していただく場として、ぜひご参加いただきたいと思います。
生活とリハビリテーションの選択
現代の医療はエビデンスに基づき進められていますが、その一方で、治療効果は常に不確実です。治療方針は、単にデータに基づくのではなく、患者と医療者が共に考えて選び取るべきものです。80%の人に効果がないというエビデンスがあるからといって、その治療を行わないという選択が必ずしも正しいとは限りません。このように、選択する力が今後のリハビリテーションにおいて重要なことが分かります。
今回は、実際に「選択」を通じて生活の質を向上させた方々の事例を共有し、療法士としての選択をどのように提供できるかを共に考える機会を設けたいと考えています。
特別講演
特別講演には全盲のシンガーソングライター、
大嶋潤子先生をお迎えします。彼女は、歌を通じて希望と勇気を届けるべく、様々な困難を乗り越えてきました。彼女の歌声とストーリーは、多くの参加者に感動と勇気を与えることでしょう。特別講義では、赤羽腰痛研究所の
赤羽秀徳先生が登壇し、リハビリテーションに関する新たな知見を紹介してくださいます。
具体的なプログラム
学会は4月29日、30日の2日間にわたって行われ、以下のようなプログラムが予定されています。
ワークショップ祭 (4月29日)
- - 施術体験
- - 各イントラ臨床相談ブース
- - 作業療法のセロトニン脳波測定
- - ボディーワーク体験
- - テクニックワンポイントアドバイス
- - 関東支部代表選抜プレゼン大会
学会本大会 (4月30日)
- - オープニング講義
- - 症例発表
- - 特別講演「全盲のシンガーソングライター大嶋潤子先生」
懇親会
29日の夜には、参加者同士の交流を深めるための懇親会も予定しています。
参加費用
- - ワークショップ祭(4月29日):3,000円
- - 懇親会:4,500円
- - 学会本大会(4月30日):3,000円
お申込み
参加を希望される方は、IAIRの公式サイトからお申し込みをお願いします。新規の方や学生の方にも特別料金が用意されています。
結び
この学会は、参加者が新たな知識を得るだけでなく、日常生活に役立つスキルを身につける貴重な機会です。リハビリテーションに関心のある皆さまの参加を心よりお待ちしております。