ホテル業界の人手不足解消に！施設向け節水シャワーヘッド「ボリーナビズ」登場

株式会社TKSは、水制御技術を専門とする企業であり、ウルトラファインバブルシャワーヘッド「Bollina（ボリーナ）」シリーズのメーカーとして知られています。同社は、ホテルなど宿泊施設向けに開発した節水ウルトラファインバブルシャワーヘッド「ボリーナビズ」を7月から展開することを発表しました。

近年、宿泊施設ではインバウンド需要の増加などにより深刻な人手不足に悩まされています。「ボリーナビズ」は、清掃の負担軽減と節水効果で、ホテル業界の課題解決に貢献することを目指しています。

ホテル業界のニーズに応えた「ボリーナビズ」

「ボリーナビズ」は、長年ホテル業界と関わる中で培ってきたノウハウを活かし、ホテル業界のニーズに応えて開発されました。従来のモデルと比べて、メンテナンスが簡単で、使用頻度の高い環境でも安定した性能を発揮できるよう、シンプルな構造に設計されています。

清掃負担の軽減と効率化

「ボリーナビズ」は、清掃の負担軽減に重点を置いて開発されました。散水面に樹脂を使用することで、ふき取り作業での傷つきや変形のリスクを軽減し、清掃効率を向上させています。また、ホワイトカラーにすることで、汚れが目立ちにくく、美観も保ちやすくなっています。

節水と環境負荷の低減

「ボリーナビズ」は、従来のボリーナシリーズと同等の節水力を発揮します。同社の特許技術「μ-Jet機構」により、最小で0.0001mm（＝0.1μｍ）の超微細気泡、ウルトラファインバブルを発生させます。

ウルトラファインバブルは、水流にこだわり髪や体を洗う「シャワー水流」で発生し、最大約50％の節水効果を実現します。これは、浴室で最も使用するシャワー水流で、水量をカットすることで、環境負荷を低減することに繋がります。さらに、水量だけでなくお湯にするための光熱費も抑えられるので、CO2排出量の削減にも貢献できます。