海洋ごみ対策の新たなチャレンジ
海洋ごみは、私たちの生活の中でますます大きな問題となっています。これに対処するため、一般社団法人 海と日本プロジェクトinながさきは、2025年に特別なイベント「長崎の海洋ごみ調査2025」を開催します。このイベントは、長崎県内の高校生を対象に、自ら海洋環境を調査し、問題解決に向けた取り組みを学ぶ貴重な機会です。
イベントの詳細
このイベントは、2025年8月27日(水)から29日(金)までの3日間、長崎市の三重式見港を拠点に開催されます。参加者は、長崎大学水産学部の練習船「鶴洋丸」に乗船し、教授の指導のもと、海洋ごみの調査を実施します。この調査では、特にマイクロプラスチックと漂着ごみに焦点を当て、参加者は実際に海の現状を体験しながら学ぶことができます。
プログラムの流れ
参加者は、8月8日に行われるオリエンテーションに出席し、その後に続く調査プログラムに臨むことになります。8月27日には長崎の港から出航し、航海中に漂流ごみの目視調査を行います。28日には対馬の海岸で漂着ごみの視察と回収を行い、地元団体による講話も予定されています。最終日29日は帰港し、調査の成果をまとめるディスカッションが行われます。
参加資格と条件
今回のイベントには、長崎県内に居住する高校生が対象です。ただし、参加するには以下の条件を満たすことが必要です:
- - 本イベントの全日程に参加できること
- - 保護者の送迎が可能であること
- - 船内での撮影や取材に同意すること
参加にあたっては、旅行傷害保険に加入する必要がありますが、保険料は主催者負担です。また、参加者はレポートの提出が求められます。
申し込み方法
興味のある高校生は、公式ウェブサイトから申込フォームにアクセスして応募できます。応募の締切は2025年8月3日(日)まで。この計画は、数名の限定された参加者を対象としているため、応募が多数寄せられた場合には選考が行われます。
日本の未来を守るために
このプログラムは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、次世代へ美しい海を引き継ぐための取り組みです。海洋ゴミの問題は全国的な課題であり、高校生が自ら調査に参加することで、問題の深刻さを理解し、未来へのアクションにつなげることが期待されます。参加者は、科学的なアプローチとともに、環境保護の重要性を体感する機会を得られるでしょう。
海は私たちの日常生活に欠かせない存在です。この調査を通じて、次世代のリーダーとしての意識を高め、未来の環境問題解決に向けて一緒に行動していきましょう。興味のある方はぜひお申し込みください!