純木造ビル見学会
2021-02-09 09:00:02

日本初の純木造7階建テナントビル説明会を開催!

宮城県仙台市に誕生した純木造の新しいオフィススペース



2021年、仙台市宮城野区に日本初となる純木造7階建てのテナントビル「髙惣木工ビル」が完成しました。このビルは、鉄骨や鉄筋コンクリートとの混構造を一切排除し、完全に木造で構築されています。製材が主要な構造材として使用されている点が特徴で、持続可能な木材利用の先駆けとなっています。

SGEC/PEFC-CoC認証取得



本ビルは、「SGEC/PEFC-CoCプロジェクト認証」を取得しており、持続可能な森林から伐採された木材を使用したことを証明しています。これにより、環境に配慮した建材の使用が確認されたことになり、木材産業の再生可能性を証明する重要な一歩となりました。

最新の木造技術を駆使



髙惣木工ビルでは、最新の木造技術が取り入れられています。特に、製材を束ね上げた柱や梁、さらには木質耐火部材であるCOOL WOOD(クールウッド)を使用し、従来の木造建築の限界を突破した設計がなされています。これにより、木の温もりを大切にしつつ、耐久性と安全性も兼ね備えています。

来たる見学会とオンラインセミナー



この完成を記念し、見学会とオンラインセミナーが行われます。オンラインセミナーは、約30分の動画コンテンツが予定されており、視聴はお好きなタイミングで行えるため、忙しい方にも最適です。

見学会は2021年3月4日から6日までの3日間にわたり、午前9時30分から午後4時まで開催されます。参加は無料ですが、各回の定員は30名に制限されていますので、希望の日程を早めに申し込みましょう。

見学の際には、新型コロナウイルス感染症対策として、マスク着用や消毒、検温の実施が必須となります。この点についても十分な準備をしてください。なお、感染症の状況に応じて、見学会の内容や制限が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

物件概要と設立背景



髙惣木工ビルは、地上7階建てで、1階と2階にはテナント、3階から6階にはオフィスが配置され、7階には事務所と住宅が設けられています。建築主は髙惣合同会社で、設計と施工は株式会社シェルターが手がけました。

敷地面積は245.58㎡、延べ面積は1,131.25㎡となり、最高高さは27.38mです。工期は2020年5月から2021年2月まで、環境への配慮と地域住民の協力を得て誕生したこのビルは、今後の木造建設のモデルケースとなることでしょう。

株式会社シェルターについて



株式会社シェルターは、1974年に設立され、木質構造部材の設計・製造・販売を行う企業です。木造建築の設計と施工においても豊富な経験があり、特に木造耐火設計や防耐火設計の分野に強みを持っています。

公式サイトでは、さらなる情報や見学会の申し込みが行えるため、ぜひ訪れてみてください。詳細な事業内容、プロジェクトについての情報が随時更新されています。

お問い合わせと申し込み方法



見学会へのお申し込みは、シェルターのホームページから可能です。申し込み締切は2021年2月25日です。興味のある方はお早めにお申し込みください。また、何か質問がある場合は、株式会社シェルターの広報室にコンタクトすることもできます。

この新たな木造ビルは、環境に優しく、地域への愛着を育む空間として、皆様の訪問をお待ちしています。

会社情報

会社名
株式会社シェルター
住所
山形市松栄1-5-13
電話番号
023-647-5000

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。