Los Angeles Apparel
2019-06-18 13:36:27
American Apparel創立者の新ブランド、Los Angeles Apparel Japanが発表
American Apparel創立者の新ブランド、Los Angeles Apparel Japanの設立
2019年3月26日に、ロサンゼルスを拠点とした新ブランド「Los Angeles Apparel Japan」が設立されたことが発表されました。このブランドは、American Apparelの創立者であるダヴ・チャーニーが去った後、彼の理念を引き継ぐ形で立ち上げられました。Los Angeles Apparelは、高品質な製品を提供する一方で、社会的貢献にも重きを置くユニークな企業です。
ブランドの理念
Los Angeles Apparelのブランドコンセプトは、徹底した社会的貢献と全てのプロセスを自社工場内で行うことによって高品質を両立させることです。この新ブランドは、従業員、お客様、株主、地域社会の利益を同時に向上させることに重点を置いています。この観点から、私はとても魅力を感じます。
公平な賃金の支払い
Los Angeles Apparelでは、労働者に公平な賃金を支払うことを目指し、「The fight for $15 an hour」と称される最低賃金時給15ドルの運動を支持しています。これは地域社会において重要な役割を果たすだけでなく、消費者への強いメッセージとして響きます。
従業員の所有権
さらに、このブランドでは従業員が出資することによって、経営状態に参加できる制度が導入されています。このような所有権制度は従業員のモチベーション向上にもつながるでしょう。
雇用創出の約束
また、Los Angeles Apparelはロサンゼルス地域内での雇用創出にも注力しています。アパレル製造業での雇用を拡大し、米国の衣料品業界のリーダーを目指す姿勢が感じ取れます。
商品展開と販売
このブランドは、2017年に米国でOEMおよび自社ECサイトでの販売を開始し、2018年9月からは日本のBAYCREW’Sと提携し、JOURNAL STANDARDなどでの販売を行っています。2019年2月からはJOURNAL STANDARD全店舗で本格的な製品展開が始まっています。今後は自社オンラインショップや実店舗でのさらなる展開を予定しております。
環境への配慮
Los Angeles Apparelは、環境にも配慮した生産プロセスを重視しています。オーガニックコットンの使用や製造過程での廃棄物リサイクルを行い、2019年までには廃棄物のほぼ100%をリサイクルすることを目指しています。環境に優しい製品作りを実現するため、カリフォルニア州の厳しい環境規制を守りながら製造を行っている点も特筆すべきです。
今後の展開
Los Angeles Apparel Japanの初展示会も間もなく開催される予定で、今後の展開が非常に楽しみです。このブランドの理念やビジョンが、今後のアパレル業界に与える影響は大きいと言えるでしょう。
まとめ
American Apparelの創立者によって設立されたLos Angeles Apparel Japanは、高品質な製品を提供しつつ社会的な責任も果たすことを目指しています。日本市場でも注目を集めつつあり、これからの動きが期待されるブランドです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 LOS ANGELES APPAREL JAPAN
- 住所
- 東京都目黒区自由が丘2-3-16自由が丘グリーンヒル104
- 電話番号
-
03-5726-8717