アーニーMLG社、社名変更で新たな挑戦へ
株式会社PKSHA Technologyは、2025年3月18日の取締役会にて、子会社であるアーニーMLG株式会社の社名を「PKSHA Infinity」へと変更することを決定しました。アーニーMLGは、福岡の博多に本拠を置き、音声認識技術を得意とする企業であり、議事録AIサービス「YOMEL」を展開しています。この変更により、グループ内での連携をさらに強化し、高精度なAIソリューション及びAI SaaSの開発が期待されています。
社名変更の背景
「Infinity」という名前には、無限の成長に向けた意気込みが込められています。アーニーMLGは2019年に設立されて以来、AIを駆使した高精度な音声認識技術を育んできました。「YOMEL」はその成果の一つで、毎月20万件を超える会議で利用される人気のサービスです。これまで培った技術を元に、社名変更後は企業内のさまざまなコミュニケーションから得られる情報を効率良く「ナレッジ」として活用できるAIエージェントの導入を目指しています。
需要の拡大と技術の融合
近年、AI技術の必要性が増しているのは、技術の進歩と同時に深刻化する労働力不足の現れとも言えるでしょう。PKSHAグループは「人とソフトウエアの共進化」をビジョンに掲げ、ナレッジマネジメントを進めるための「PKSHA AIヘルプデスク」などを展開しています。アーニーMLGはその技術やビジョンが親和性が高く、シナジーを見込めることから2024年12月にグループに参入しています。
社名変更は2025年5月1日に実施予定です。この新たなスタートを切ることで、両社のAI SaaS機能拡張や新規開発、さらにはPKSHAグループが展開するAIソリューションとの連携を進めていきます。
音声情報を活かした業務効率化
これまでのコミュニケーションDXはテキストベースが主流でしたが、今後は音声情報の活用が重要になると考えられています。アーニーMLGは、皆さんがよりクリエイティブに働ける環境を作るために、音声情報を取り入れた業務効率化やクロスコミュニケーションに特化したAIエージェントの開発を推進しています。
アーニーMLGとPKSHA Technologyの使命
アーニーMLGは、音声AI技術の研究開発を基盤に、業務の効率化を追求したサービスを提供しています。「とにかくやってみる、から世界を変える」というミッションのもと、ユーザーにとって使いやすいサービスの実現に向けて努力を続けています。これからの展望として、音声認識の技術を活かし、企業が持つナレッジを最大限に活かせるような新たなソリューションを展開していく予定です。
所在地は福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目12-6、花村ビルの7F。アーニーMLG社は今後も革新を追求し、働く人々がより良い環境で活躍できるよう努力していくことでしょう。詳細は公式サイト(
https://ernie.co.jp/)にてご確認ください。
また、PKSHA Technologyの概要も注目に値します。「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに掲げ、多様なAIソリューションを提供しています。所在地は東京都文京区本郷2-35-10、本郷瀬川ビルの4Fです。詳細は公式サイト(
https://www.pkshatech.com/)をご覧ください。