あばれる先生の出張授業企画が天神祭とコラボ
2025年7月25日、テレビ大阪の1F多目的ホールで、「天神祭」とのコラボレーションにより「あばれる先生の出張授業~知って楽しい大阪湾~」が開催されました。このイベントは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として、次世代のために美しい海を引き継ぐのが目的です。
この特別なブースには、子供連れの家族や海外からの観光客など、約500名の来場者が訪れました。ブースでは、大阪湾の豊かな自然や生態系を学ぶ楽しい展示や体験型ワークショップが提供され、参加者は楽しく環境保護の重要性を学ぶことができました。
プラスチックごみを使ったワークショップ
当日は、水都国際高校の生徒が中心となって、大阪湾で集められたプラスチックごみを再利用するワークショップが実施されました。このワークショップでは、廃棄物を資源として活用することの重要性に焦点を当て、参加者はプラスチックごみを使ってキーホルダーやアクセサリーを作成することができました。
参加者からは、「海のごみがこんな風に生まれ変わるとは驚き!」「自分の手で作ることで環境の大切さを実感できた」という感想が寄せられ、高校生の指導のもと、多くの子供たちが夢中になって活動していました。
地域とのコラボレーション
このイベントには、兵庫県の多可町や古書みつづみ書房が協力し、それぞれの強みを生かした学びの場が提供されました。多可町からは地域の環境保全に関する事例を紹介し、古書みつづみ書房からは海や自然に関連する古書や絵本が提供され、子どもたちが楽しみながら学べるコーナーとして好評を博しました。
また、イベントの模様はテレビ大阪のニュース番組「やさしいニュース」で特集され、来場者の感想として「環境について考えるきっかけになった」との声が紹介されました。この放送によって、イベントの価値がさらに広がり、地域発の教育イベントの存在感が高まりました。
参加者からの感想
子どもたちの中には、「海のごみがキーホルダーになるなんて驚いた」「ごみもきれいにしたら宝物になるんだと思った」という声がありました。参加した保護者からは、「子どもが夢中になって作業していて、うれしかった」「世代を超えた交流が生まれた温かい雰囲気だった」と感謝の声が聞かれました。
このように、あばれる先生の出張授業は、料理や田植えなど様々な題材に止まらない新たな学びの形として注目されており、地域と連携しながら、環境教育や地域資源への理解を深める場として今後も期待されています。
団体について
この企画を運営したのは(一社)海と日本プロジェクトin大阪です。彼らは大阪府の海の現状を伝えることで、海と共生するムーブメントを起こすことを目指して日々活動しています。
詳細情報は公式サイト(https://osaka.uminohi.jp/)をご覧ください。
海は私たちの生活を支え、ワクワクや感動をもたらす源です。環境教育を通して次世代にその大切さを伝えていく取り組みが今後も続くことを期待します。