sakamotocommon GINZA
2024-11-22 10:17:13

坂本龍一氏の遺産を未来へつなぐ「sakamotocommon GINZA」が始動

坂本龍一氏の遺産を未来へつなぐ「sakamotocommon GINZA」が始動



2024年12月16日から25日まで、東京・銀座にあるGinza Sony Parkで「sakamotocommon GINZA」が開催されます。このプログラムは、2023年に逝去した音楽家・坂本龍一氏の遺した知的財産を、次世代のクリエイターへと引き継ぐ取り組みの一環です。「sakamotocommon」は、坂本氏の精神を引き継ぐ若い才能たちが集まり、創造的なコミュニティを築くことを目指しています。特に、坂本氏の音楽や書籍などの遺産を公共の文化財として活用し、未来世代へとつないでいくことが核心にあります。

銀座で体感する坂本龍一の音の世界


「sakamotocommon GINZA」の目玉は、坂本龍一氏と真鍋大度氏(Studio Daito Manabe)が共同制作した作品「Sensing Streams GINZA」です。この作品では、人間の目には見えない、「電磁波」をセンシングし、可視化・可聴化します。会場の地下空間では、現代の都市に満ちる電磁波の流れを独自の技術で具現化し、訪れる人々に新たな音の体験を提供します。また、坂本氏が生前に収集した雨や風の音を含むフィールドレコーディング音源も360 Reality Audioで楽しめる仕掛けが用意されています。これにより、来場者は没入感あふれる音楽体験をすることができるのです。

書籍の共有と未来への提案


また、展示フロアには坂本氏が熱心に構想していた「坂本図書」が実現する空間が設けられます。ここでは、坂本氏の蔵書を自由に閲覧することができます。このプロジェクトは、彼が大切にしていた知識を多くの人と共有する機会を提供することを目的としています。さらに、坂本龍一氏が所有していたOpera Pianoも登場します。このピアノは、坂本氏が遺した演奏データを奏でることができ、彼の音楽が生き続ける様子を感じさせてくれます。

特別イベントやワークショップも開催


「sakamotocommon GINZA」では、イベントも充実しています。坂本氏のピアノ調律師によるワークショップや、東北ユースオーケストラの演奏会、坂本氏の精神を引き継ぐトークイベントが実施されます。これらのイベントを通じて、訪れる人々は坂本氏の創造力や思想に触れ、共に考え、感じる機会を持つことができます。

クラウドファンディングによる参加


なお、このプログラムへの参加は、sakamotocommonのクラウドファンディングに支援することで可能となります。坂本氏の遺産を未来に生かす試みに興味のある方は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。

2024年の年末に、坂本龍一氏の作品や思想に触れ、彼の遺したものを共に感じられる場を体験できるこの「sakamotocommon GINZA」。あなたの参加が、未来の文化を育む一歩となります。


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会社情報

会社名
ソニー企業株式会社
住所
東京都中央区銀座四丁目2番11号ヒューリック銀座数寄屋橋ビル7階
電話番号

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