Link-Aが新たに台湾市場に進出
リンクエッジは、アフィリエイト・サービス・プロバイダとして知られる企業で、東京を拠点にしています。このたび、台湾に現地法人を設立したことが発表されました。この動きは、広告主やアフィリエイターからのニーズの高まりに対応するためのもので、特に台湾市場へのアプローチとして注目されています。
台湾法人設立の背景
リンクエッジは、アジア展開を視野に入れて、昨年から台湾市場に進出する準備を進めていました。台湾向けのアフィリエイト・プラットフォームの事業化を進める中で、アジアンブリッジ株式会社と提携し、台湾に関する多くの案件を立ち上げています。現在、すでに30件以上の台湾向け案件が運用されており、地域市場においても順調に売上を伸ばしています。
台湾の現地法人設立は、リンクエッジがさらなる成長を遂げるための新たなステップとなります。これにより、現地のニーズに即したサービスを提供し、市場での競争力を高める狙いがあります。
アフィリエイト市場のトレンド
最近の調査によると、アフィリエイトを取り入れる広告主の数が増加しており、特にスマートフォン経由の流入が著しい勢いで拡大しています。矢野経済研究所のデータによると、2016年度の日本のアフィリエイト市場はおよそ2,004億円とされ、次第にその規模が拡大し、2021年度には4,058億円に達する見込みです。
一方で、台湾のEC市場も好調に成長しており、2016年度には前年同期比で12%の成長率を記録しています。今後もこの動きは加速すると予想されており、アフィリエイト市場にとってはさらなるビジネスチャンスを提供することになるでしょう。
台湾現地法人の概要
今回設立された台湾現地法人の詳細は以下の通りです:
- - 商号:鏈接邊緣股份有限公司
- - 所在地:台北市大安區忠孝東路4段147巷1號5樓
- - 代表者:川合 幸治
- - 資本金:500,000 台湾ドル
- - 株主:株式会社リンクエッジ 100%
- - 設立日:2018年3月31日
このように、リンクエッジが台湾に現地法人を設立したことは、アジア市場に対する強い意識を示すものです。今後もこの進出によって、幅広いユーザーに向けたサービス提供が期待されます。
企業の成長と未来展望
2011年にスタートしたリンクエッジは、アフィリエイトサービス「Link-A」を通じて、広告主とアフィリエイターをつなぐプラットフォームを提供してきました。成長率は設立から約300%と急成長を遂げており、今後はさらにアジア市場への展開を拡大していく計画です。
台湾法人の設立は、そのスタートに過ぎず、同社の更なる成長が期待されます。アジア全体の市場規模増大が見込まれる中、リンクエッジは確実にその波に乗り、勢いを持ってビジネスを進めることでしょう。