トークイベントのご案内
医療的ケアを必要とする子どもたちの夢や家族の絆をテーマにした新作絵本『四角い空のむこうへ』(晶文社)が登場しました。この絵本は、ボイスや医療的ケアを抱えた子どもたちの自立への希望を描いた作品です。
2025年1月25日(土)に、ブックハウスカフェで特別なトークイベントを開催いたします。このイベントは、本書の著者である由美村嬉々さん、モデルとなった川田晃夫さん、そして、著者との深い関係を持つ元NHKアナウンサーで社会福祉士の内多勝康さんをお迎えし、制作秘話から医療的ケア児の生活の実情まで、幅広い話題についてお話しします。
イベントの内容
当日は、絵本の朗読や制作エピソードの紹介の他、3人が直接対話する場を設け、医療的ケアを必要とする子どもたちとその家族が抱える困難についても考えます。また、寝たきりの状況でもどのように仕事をする可能性があるのか、社会の中で共に生きるためのヒントを皆で探ります。
このイベントは、障がいの有無にかかわらず誰でも参加できる貴重な機会です。参加を通じて、より良い社会を共に考える場を提供し、当事者の声に耳を傾けることの大切さを実感していただければと思います。
出演者プロフィール
由美村嬉々(ゆみむら・きき)さん
本名は木村美幸で、1959年生まれの作家、編集者です。絵本に関する幅広い活動を行い、全国の講演でも聞くことができます。数々の著書を持ち、絵本を通じて教育や福祉の発展に貢献しています。
川田晃夫(かわた・あきお)さん
2003年生まれ、先天性ミオパチーという病を持つ川田さん。人工呼吸器を必要とする彼は、特別支援学校を卒業し、今後の働き方についても模索しています。父と一緒に観戦する野球が大好きな、明るい青年です。
内多勝康(うちだ・かつやす)さん
1963年生まれの元NHKアナウンサーで、現在は社会福祉士として活動中。新聞やメディアでの発言はもちろん、障がい者支援にも力を入れています。自身の経験を基に多彩な知識を持っています。
イベント詳細
- - 日時: 2025年1月25日(土)18時00分~19時30分(開場17時30分)
- - 場所: ブックハウスカフェ(2Fひふみ)
- - 参加費: 1,500円(小学生は無料)
- - 定員: 先着50名(オンライン100名)
- - 手話通訳: 手話サークル千代田区一麦会
このイベントにはオンラインでの参加も可能です。また、終了後には見逃し配信も行われますので、ぜひお申し込みください。
参加方法
トークイベントへの参加は事前にお申し込みが必要です。来場者やオンライン視聴者共に、専用ページからお申し込みいただけます。参加者にはイベント後、録画配信の詳細が送られますので、こまめにメールをチェックしてください。
まとめ
医療的ケア児の可能性を広げるため、このイベントを通じて多くの方々と共に考え、交流できることを楽しみにしております。皆様のご参加を心よりお待ちしております!