株式会社ミツカリ、創業10周年を迎えて
株式会社ミツカリは東京・渋谷に本社を構えるHR Tech企業で、2015年に設立されました。また、この2025年5月25日に創業10周年を迎え、感謝の気持ちと今後の展望を発表しました。
当社は、ひとりひとりの性格や相性を分析し、個々と組織の力を最大限に引き出すことを目的として、さまざまなサービスを展開しています。特に、適性検査やエンゲージメントサーベイを利用した具体的なアプローチにより、多くの企業様にご好評をいただいております。
10年間の足跡
創業からの10年間、ミツカリは「社会全体の適材適所」というミッションを掲げて、人材の採用や配置、そして育成における課題に向き合ってきました。特に、日本社会における労働人口の減少が顕著になる中、企業が求める人材とのマッチングにおいて、科学的かつ実用的なソリューションを提供することの重要性が増しています。
当社のサービスは、企業のニーズや従業員の特性に基づき、個と組織それぞれの力を理解し最大化することを助けます。具体的には、約10分で完了する性格適性検査を通じて、採用候補者や従業員の特性を把握し、従来の経験や勘に依存せずに定量的に分析できる仕組みを提供しています。これにより、個人と組織の相性をより明確に理解することができるのです。
創業10周年のメッセージ
創業者であり代表取締役社長の表孝憲氏は、この節目を迎えるにあたって、感謝の意とともに今後10年への想いを表明しました。彼は、労働環境や人間関係が変わる中、より重要になるのは、互いの理解を深め、潜在能力を引き出すことだと語ります。また、生成AIの進展により、性格データの活用が現実化していることにも触れています。
表氏は「社会全体の適材適所を実現するために、一人ひとりの力を最大化するサービスを、新たな気持ちでこれからも作っていく」と抱負を述べました。これは、労働環境が変化する中でも、企業と従業員がともに成長できる基盤を築くための意欲が感じられるポイントです。
ミツカリのサービスの強み
ミツカリが提供するサービスの一つであるエンゲージメントサーベイは、従業員が充実した職場環境で働いているかどうかを測定するツールです。このサーベイを活用することで、企業は従業員のエンゲージメントを見える化し、具体的な改善策を導き出すことが可能です。
また、適性検査とエンゲージメントサーベイを組み合わせることで、企業は人と組織のミスマッチを特定し、その原因を分析することができるため、より効果的な組織作りに繋がります。このように、ミツカリのアプローチは、企業が求める人材の特性を具体的に指し示し、組織の強みを活かさせるための支援を行っています。
今後の展望
現在、ミツカリは5,000社以上の企業に導入され、東証プライム上場企業をはじめ、様々な規模や業種で活用されています。この成功を受け、今後もさらなる進化を遂げることが期待されています。
10周年を迎えた今、新しい挑戦を掲げてさらなる成長を目指すミツカリ。企業のニーズを的確に捉え、個々がより生き生きと働ける環境整備に寄与していく姿勢は、多くの企業に希望を与えることでしょう。最後に、ミツカリが今後も多くのステークホルダーと共に歩んでいくことを期待しています。