社風見える化PROJECT始動
株式会社ワンキャリアと青山商事のパートナーシップにより、新たに「社風見える化PROJECT」が11月5日に開始されます。このプロジェクトは、就職後のギャップを少しでも軽減し、学生たちが自分らしく働ける企業選びを支援することを目的としています。
企業のリアルな職場風景を披露
特設サイトが同日に開設され、参加企業のリアルな職場環境や従業員の服装のスナップ写真などが掲載されます。これにより、学生たちは入社後のイメージを具体的に持つことができるようになります。実際に働いている社員たちのリアルな姿を見せることで、企業の雰囲気を直感的に感じ取ることができ、この情報は選考時や面接前の服装選びにも役立つでしょう。
若年層の離職率は高い
厚生労働省のデータによると、新卒者の就職後3年以内の離職率は高卒で38.4%、大卒で34.9%に達することが明らかになっています。これらの離職理由には、給与やストレスに加え、採用時の条件と実際の職場環境の乖離が影響しているとの指摘があります。このような状況を受け、多くの企業が情報を十分に提供できておらず、入社後の早期退職につながっている実情が浮かび上がります。
就活生の意識とニーズ
近年の調査では、就活生の大多数が「社内の雰囲気の良さ」を重視していることがわかっています。しかし、62%もの学生が企業説明会や新卒採用サイトで社風や文化を理解できなかったと回答しています。このようなギャップを埋めるために「社風見える化PROJECT」は立ち上がりました。企業の文化を実際の写真や証言で見える化することで、より豊富な情報を就活生に提供し、彼らが自分に合った企業を見つけやすくします。
参加企業は多岐にわたる
本プロジェクトには、アイフル、青山商事、朝日新聞社、エイベックス、NTTドコモなどの26社の企業が参加しています。各企業の具体的な職場環境や社風が紹介されるので、就活生は自身の希望に沿った企業を効率的に見つけることが可能となります。
プロジェクトの今後の展望
今後、このプロジェクトはさらに賛同企業を増やし、サイトの内容をより充実させる予定です。社会全体で人手不足が問題となる中、若者たちが自分らしく活躍できる企業選びのサポートを強化することで、早期退職の減少を目指します。プロジェクトに参加した企業は、リアルな職場環境を公開することで、より良いマッチングが実現できると期待されています。
最後に
社風見える化PROJECTは、「服装」によって企業の社風を見える化する試みです。これにより、就活生が服装選びに頭を悩ませる時間を短縮し、キャリア全般について考える時間を増やすことを目指しています。また、これにより企業と就活生の間で生じるミスマッチが解消され、双方にとって有益な結果をもたらすことを願っています。ぜひ、特設サイトを訪れてみてください。
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