株式会社ロジレス、倉庫業務の効率化を進化させるスマートピッキング機能を発表

株式会社ロジレスがスマートピッキングを発表

株式会社ロジレスは、東京都品川区に本社を構える企業で、EC自動出荷システム「LOGILESS」を提供しています。この度、倉庫事業者向けのオプションプラン「LOGILESS Plus［WMS］」において、革新的な新機能である「スマートピッキング」をリリースしました。

スマートピッキング機能の概要

この「スマートピッキング」機能は、倉庫作業の効率を飛躍的に向上させることを目的としています。具体的には、ピッキング先のロケーションや商品情報がデバイスに表示され、複数の伝票を同時にピッキングできる特徴があります。これにより作業の精度が向上し、梱包作業を含めたリードタイムの短縮が期待されます。また、作業者の負担を軽減することにも寄与します。

開発の背景

近年、EC市場は急成長を遂げ、多品種少量出荷が増加しています。これに伴って倉庫現場では人手不足や作業効率化に関する様々な課題が浮上しています。特に短期雇用の増加により、倉庫作業に慣れない作業者がピッキングを行う状況が見られ、ミスが頻発しています。こうした現状に対応するため、ロジレスは「スマートピッキング」を開発しました。この機能により、従来のアナログなピッキング手法に代わり、デジタル技術を活用した効率的な作業が実現します。

スマートピッキング導入の利点

この新機能の導入により、以下のようなさまざまな利点が得られます：

1. ピッキング精度の向上：バーコードスキャンによるピッキングで、誤出荷が防止され、顧客満足度が向上します。
2. 作業効率の改善：複数の伝票を同時にピッキングできるため、作業効率が劇的に向上します。
3. リードタイムの短縮：ピッキングロケーション一巡で、ピッキングからオーダー別の仕分けが完了し、梱包開始までの時間が短縮されます。
4. 作業者の負担軽減：移動距離が減少し、作業者にとって快適な環境が提供されます。
5. ペーパーレス化の実現：先出し送り状のみでピッキングが可能となり、個人情報を現場に残さないペーパーレスな運用が行えます。