株式会社アマナ(本社:東京都品川区)が、デジタル広告の品質を担保するために設立された「一般社団法人 デジタル広告品質認証機構(JICDAQ)」から、厳正な審査を経て「JICDAQ認証」を取得した。この認証は、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会(JAA)、一般社団法人日本広告業協会(JAAA)、一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)の三者によって設立され、デジタル広告市場の健全な成長を促進することを目的としている。特に、アドフラウドを含む無効トラフィックの排除や、広告掲載先の品質管理を重視し、信頼できる広告運用に必要な品質基準を設けている。
アマナが認証を取得した背景には、同社がこれまで取り組んできた広告運用の透明性やブランドセーフティの向上がある。広告主や代理店に対して、効果的かつ信頼性の高い広告ソリューションを提供することに努め、今回の第三者検証を通じてその努力が実を結んだ形だ。特に、無効トラフィックの排除に関しては、広告の効果を最大化するための重要な施策であり、多くのクライアント企業から期待されている。
アマナの代表取締役社長、金子剛章氏は、「JICDAQ認証の取得は、私たちにとって重要な一歩です。今後も、安心・安全な広告運用を実現し、広告主や一般の生活者に向けて有益な広告環境を提供していきたい」とコメントしている。
今後、アマナはデジタル広告市場全体の信頼性向上と、業界団体やパートナー企業との連携を強化していく方針だ。企業が求める品質の高い広告環境を実現することで、社会全体にとって価値のある情報提供に貢献する姿勢は評価が高い。広告の品質を保つことは、消費者の信頼を得るためにも不可欠であり、近年ますます重要視されているテーマといえる。
さらに、アマナは1979年に広告写真の制作会社としてスタートし、現在では国内最大規模のビジュアル制作会社に成長している。そのポートフォリオには、スチールや動画、3DCGなど多岐にわたるクリエイティブ分野が含まれ、年間15,000件の案件を通じて培ったナレッジを活かしたプロジェクトを展開中だ。このように、アマナは自社開発のソリューションを活用しつつ、企業のブランディングやデジタルトランスフォーメーション推進も支援している。
今後の広告業界において、アマナがどのようなイノベーションを起こし、クライアントの価値を高めてゆくのか、業界全体が注目するところだ。新たな認証取得を機に、アマナがどのようなプロジェクトを展開していくのか、今後の動向に期待が寄せられている。