Veevaが主催する国内最大級のライフサイエンスイベント
2025年7月10日(水)、東京のザ・プリンスパークタワーで「2025 Veeva Japan Commercial & Medical Summit」が開催される。このイベントはライフサイエンス業界に特化した最大級のカンファレンスであり、製薬企業のコマーシャルとメディカル部門におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の最新トレンドや事例を紹介する。主催者であるVeeva Japanは、米国のVeeva Systemsが展開する日本法人で、業界をリードするSaaSソリューションを提供している。
イベントの主なテーマ
今年のサミットでは「次世代のコマーシャル&メディカル 〜 顧客を中心に据えて」というテーマの下、約20社の国内外リーディングカンパニーが登壇し、AIを利用したソリューションのデモや、業界最新情報を提供する。製薬企業の成長に必要不可欠なデジタル環境の構築や顧客エンゲージメントの強化を図るための知見を深める良い機会となる。
注目のプログラム
1. プロダクトキーノート
これは、世界中で80社以上が利用する次世代CRM「Vault CRM Suite」の革新についてのセッションで、顧客中心主義を如何にしてサポートし、業務の効率を向上させるかが紹介される。このセッションではAIの最新デモも交えて、具体的な事例が理解できる。
2. パネルディスカッション
「マーケティングエコシステムにおける課題とチャレンジ」というテーマの下、営業やエンゲージメントの変革に伴うマーケティングの役割について、業界の専門家が意見を交わす。このパネルには、大塚製薬、グラクソ・スミスクライン、ユーシービージャパンのマーケティング担当者が登壇し、実際の現場で直面する課題や体験を共有する。
3. Medical Keynote
医療部門のインパクトの測定と顧客エンゲージメントについて深く掘り下げるセッションでは、医療部門がどのように業界全体の課題を可視化し、解決策を見出すかを議論する。ここでも、マネジメントやマーケティングとの協業の重要性が強調される。
企業のDX課題
現代の製薬企業は、デジタル変革に向け多くの課題に直面しており、特に「2025年の崖」と呼ばれるシステムの遅れが成長の足かせとなると経済産業省も指摘している。Veevaは、メガファーマを含む1400社以上のクライアントにクラウドソフトを提供し、特にMR向けのCRMで全世界の市場の80%以上のシェアを獲得している。
参加方法と詳細
参加希望者は、事前にVeeva Japanのイベント特設ページから登録が必要だ。製薬企業のコマーシャルやメディカル部門の担当者を中心に、業界のリーダーたちとネットワーキングをしながら新たなビジョンを見出す絶好の機会となる。イベントは9:30から17:30まで開催され、業界の革新についての重要な情報源となることが期待される。
Veeva Systemsについて
Veeva Systemsは、ライフサイエンス業界に特化したグローバルリーディングカンパニーで、製薬企業からバイオテクノロジーの新興企業まで、多岐にわたるサービスを提供している。詳しくは、
Veeva公式サイト をご覧ください。