朝際イコ・好都 二人展「adolescence」
2025年8月8日(金)からスタートする二人展「adolescence」では、イラストレーターの朝際イコと好都による作品が展覧されます。この展示は、米原康正がキュレーションを務める「tHE GALLERY HARAJUKU」で開催され、私たちに戦う少女たちの姿を描いた幻想的な世界を見せてくれます。
展示のテーマである「アドゥレセンス」は、一見可愛らしい少女たちが内に秘めた力強さと儚さを表現しています。彼女たちは魔法少女や戦士として日々奮闘しており、その姿は見た目以上に深い感情を体現しています。
アーティスト紹介
朝際イコ (Ico Asagiwa)
朝際イコは2021年から本格的にイラストレーターとして活動を始め、2024年にはイーストプレスから漫画家デビューも果たします。彼女の作品は、「大正80年生まれ」というスタイルを持ち、日本の伝統的な要素を現代的にアプローチし、ビビッドな色使いで表現されています。イラストだけでなく、音楽やアニメ、ファッションといった様々なジャンルでも独自の視点を持ち続けています。彼女のInstagram(
@icoasagiwa)やX(
@IcoAsagiwa)でもその魅力を垣間見ることができます。
好都 (Yoshito)
好都は京都府出身で、現在は東京都に住んでいます。筑波大学大学院在学中にイラストレーターとしてのキャリアをスタートし、「夢見たいなきらめき」というテーマの下、パステルカラーを使用した繊細な表現を追求しています。彼の作品は、MVやアニメーション、CDジャケット、ゲームのアートワークなど多岐にわたり展開されています。彼のInstagram(
@___yosh1to)やX(
@yosh1to_)でその独特な世界観を楽しむことができます。
展示の特徴
この二人展は、現実と幻想の狭間に生きる少女たちの物語を描くことに焦点を当てています。好都の作品には「記号としての愛」を抱えたキャラクターたちが登場し、その見た目の愛らしさとは裏腹に、内には複雑な感情が流れています。このセンスは、80年代の女性漫画家たちが描いた、社会での「少女」としての感情が混じり合ったものに通じるようです。
また、朝際イコは、日本文化と西洋文化の交わる大正時代をテーマに「時代」を自身の作品に落とし込んでいます。彼女の表現には、もし現代の価値観が生きづらいのなら、自分が生きやすい時代を選べば良いという意思と美意識が感じられます。
二人展「adolescence」では、過剰な現実をサラリと受け流し、柔らかく私的で幻想的な視点を提供してくれることでしょう。
開催情報
このユニークな展示は、以下の詳細で行われます。
場所:tHE GALLERY HARAJUKU
期間:8月8日(金)〜8月17日(日)
休廊日:期間中休廊なし
時間:11:00〜19:00
オープニングレセプション
日時:8月8日(金)18:00〜20:00
会場:tHE GALLERY HARAJUKU
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150-0001
東京都渋谷区神宮前3丁目20-21
明治神宮前駅から徒歩5分
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tHE GALLERY HARAJUKUページもぜひチェックして、アーティストたちの作品に触れる機会をお見逃し無く!
この展示は、令和の時代の中で私たちが感じる懐かしさや未来への予感を呼び起こす、まさに夢のような体験になることでしょう。