子どもたちの地理への好奇心を育む新講座「びっくり地理たんけん隊」

子どもたちの地理に対する探求心を育む新講座

株式会社ベネッセコーポレーションは、新たに小学生向けの体験学習教材「みらい科ワンダーボックス」を通じて、「びっくり地理たんけん隊」を2023年6月から開講することを発表しました。このプログラムは、児童の探求心を引き出し、実際の社会に結びつく力を育むことを目指しています。

「びっくり地理たんけん隊」とは？

「びっくり地理たんけん隊」は、地形、地図、気候、人工物をテーマにした全4回の講座で構成されています。子どもたちは、オリジナルの地図を作成するためのツール「ジオメーター7」や、10種類の珍しい岩石が入った標本セット、さらには興味を引く体験キットを使用しながら、より深く地理に関する知識を学ぶことができます。

この講座は、学校教育を超えた内容に焦点を当てており、地域や環境、日本、地球の地理について「なぜ？」や「すごい！」という気持ちを引き出します。それによって、考える力や問題解決力を育む企画になっています。

講座の詳細

このプログラムは以下のような構成で実施されます：

- 第1号: 「地形のナゾを解け！」

- 体験キット: びっくり地図ファイル
- 地球の変動を様々な事例から理解します。

- 第2号: 「地図のナゾを解け！」

- 体験キット: 測量キット「ジオメーター7」
- 地図を使って地形や人々の暮らしを読み取る方法を学びます。

- 第3号: 「気候のナゾを解け！」

- 体験キット: 日本の地理がわかるCD-ROM
- 気候の影響を考察します。

- 第4号: 「人類の足跡」

- 体験キット: 10種類の珍しい岩石鉱物標本セット
- 人工物が自然に与える影響を学びます。

受講対象と受講方法

この講座は、小学3年生から6年生を対象としており、2007年6月から9月までの間に全4号が配送されます。発売数は限定で、直販形式で提供されます。販売価格は一括払いで11,172円、または毎号払いで2,940円のいずれかから選べます。

受講希望者は、2007年5月31日までに申し込む必要があります。

ベネッセの教育理念

「みらい科」は、子どもたちの未来の可能性を広げることを目的としたベネッセのプログラムです。子どもたちが「なりたい自分」を描けるように、彼らの夢を支え、実現に向けた力を育むことを重視しています。OECDの調査によると、近年の児童の読解力の低下も報告されており、こうした講座を通じて主体的な考察力や問題解決能力を高めることが重要です。

子どもたちが社会で活躍するためには、コミュニケーション力や問題解決力を身につける必要があります。ベネッセは、長年の経験と最新の研究成果に基づいて、実践に基づいた学びの方法を提供し続けます。

この「びっくり地理たんけん隊」は、子どもたちが新しい知識を得るための素晴らしい機会となることでしょう。