静岡銀行とアジケの提携、店舗タブレットの新デザインを実現
このたび、静岡銀行は株式会社アジケを店舗タブレットのUIUXデザインパートナーとして選定しました。これにより、来店するお客様の利便性が大幅に向上し、より新しい銀行のサービス環境が整備されます。
アジケは、ユーザーエクスペリエンス(UX)やサービスデザインに特化した企業で、長年にわたる経験を活かし、銀行業界におけるデジタル化を推進しています。
プロジェクト発足の背景
静岡銀行は1943年に設立され、多くの地域住民に愛される地方銀行としての存在感を持っています。2022年に持株会社体制を導入し、新たに「しずおかフィナンシャルグループ」としてのスタートを切りました。この新体制のもと、銀行のデジタル技術を活用した変革なくしてはお客様への最高のサービスを提供することはできません。
今後の1次中期経営計画では「トランスフォーメーション戦略」を掲げ、デジタル化を通じた顧客利便性の向上を具体的な目標として定めています。
その一環として、すべての営業店において「店頭タブレット」の導入が決定され、銀行のDX化を進めます。これにより、お客様が自ら手続きを完了できる新しい銀行窓口体験を実現します。
店舗タブレットのデザインポイント
アジケは、静岡銀行のブランドイメージを大切にしつつ、「誰にでも使いやすい」デザインを志向しました。
- - 親しみやすさとわかりやすさ: いくつかの印象的なイラストを取り入れ、誰もが直感的に操作できるよう工夫されています。これにより、難しい手続きもシンプルに感じられます。
- - 言葉の選定: 店舗の顧客層に応じた言葉遣いを用いることで、安心感と共感を生み出す工夫がされています。
- - ブランドカラーの使用: 静岡銀行の特色を生かし、統一感のあるデザインに仕上げています。これにより、利用者にはなじみ深く、親しみを感じるデザインが実現します。
デザイン段階では、実際のユーザーテストを蓄積し、お客様が簡単に操作できるかどうか検証が行われました。アジケは、多数の金融機関向けにデザインプロジェクトを手掛けてきた実績があり、特有の課題や業務の本質を理解しています。
アジケの実績とサービス
アジケは主に金融機関でのサービス設計やUI/UXデザイン、アプリ開発など多様なプロジェクトを進めています。特に顧客向けアプリや業務システム、接客タブレット、さらには新サービスの創出といった分野で高い専門性を有しています。
多くのパートナー企業と連携し、顧客の抱える課題を解決するための質の高いデザインが提供されています。アジケは「人にとって豊かな体験をデザインすることで、味気ある世の中をつくる」という理念の下、様々な業界に対して高品質のデザインを提供しています。
まとめ
静岡銀行がアジケと提携することで、店舗タブレットのデザインがより進化し、お客様へのサービスが向上することが期待されます。これによって、来店する全てのお客様がより快適に銀行サービスを利用できる環境が整備されることでしょう。本プロジェクトは、顧客満足度の向上はもちろん、さらなるデジタル化の推進にもつながる重要なステップと言えるでしょう。