Ippu Senkinが提供する議事録AIアプリの全社導入
株式会社Ippu Senkin(東京都中央区、CEO:鈴木秀弥)は、北陸電力株式会社(富山県富山市、社長:松田光司)向けに、話者認識機能を搭載した議事録AIアプリを開発しました。このアプリの導入により、全社約3,000名での本格運用がスタートしています。
導入の背景
北陸電力は「北陸電力DX戦略」に基づき、デジタル技術を利用した業務改善に取り組んでいます。既存の議事録作成ツールを使用していたものの、より高精度なソリューションを求めてIppu Senkinの提案を受け入れることになりました。実際に役員会議などでのトライアルが行われ、高い評価を得た結果、全社員への展開が実現しました。
トライアル結果の詳細
トライアルには多くの部署から社員が参加し、アンケート調査を行ったところ、以下のような成果が確認されました:
- - 議事録作成時間が大幅に短縮されたと実感するユーザーが多数
- - 約90%のユーザーが「見やすい」「使いやすい」と高評価
- - 既存のツールを使っていたユーザーも「精度が高い」と回答
参加者の声
参加者からは以下のような声が寄せられています:
- - 「AI生成の議事録は質疑応答の内容が簡潔にまとめられて要点がつかみやすくなった」
- - 「既存のツールよりも細かい部分まで議事録を作成できている」
- - 「AIにより会議内容を要約した資料が作成され、既存のツールよりも有効に活用できる」
アプリの特長
この議事録AIアプリには、いくつかの特長があります:
- - 話者認識機能:参加者の声紋データを登録することで、誰が何を発言したかを自動識別し、きちんと整理された議事録を生成します。
- - 高精度な要約・議事録生成:会議の音声データをアップロードするだけで、高精度な文字起こしと要約が実行され、企業ごとのフォーマットに合わせて議事録が自動生成されます。
- - 専門用語対応:業界特有の用語や社内用語を登録できるため、現場のニーズにも柔軟に対応します。
また、アプリは北陸電力のクラウド環境上で稼働し、機密性の高い会議内容も安心して利用できるよう配慮されています。
両社のコメント
北陸電力の経営企画部業務改革・DX推進プロジェクト室長、坂行章氏は「議事録AIアプリの導入により業務効率が飛躍的に向上した。短時間で高精度の議事録を自動生成できる点が特に素晴らしい」とコメントしています。
Ippu Senkinの鈴木秀弥CEOも、「全社約3,000名の皆様にご利用いただけることを光栄に思っている。トライアルを通じて多くの評価を受け、本格運用に至った」と付け加えました。
今後の展望
Ippu Senkinは今後も議事録AIソリューションの機能拡充に努め、企業の業務効率化やDX推進を支援し続ける意向を示しています。北陸電力もまた、引き続き生産性向上を図り、社員がより付加価値の高い業務に集中できる環境づくりを進めていく予定です。
企業情報
北陸電力株式会社
- - 設立日:1951年5月1日
- - 所在地:富山県富山市牛島町15番1号
- - URL:北陸電力
株式会社Ippu Senkin