ボカロ音楽の新しい波を感じさせる「KARENT」が、8月14日から21日までの期間に新たにリリースした3つのアルバムに注目が集まっています。今回リリースされたのは、鬱Pによる『EMBLEM』、由末イリの『羊歯C』、カルロス袴田の『ふあん!ふあん!ふあん!』。それぞれが異なるスタイルで、ボカロ音楽の魅力を引き出しています。
まず、8月16日にリリースされた『EMBLEM』は、鬱Pが手掛け、ボーカルにはメグッポイドを起用。疾走感のあるバンガー・メタルロックが印象的で、クールなボーカルが皮肉たっぷりに歌い上げます。力強いリズムに圧倒されること間違いありません。
次に、由末イリの『羊歯C』は、オルタナティブポップの新たな魅力を発信。リズムに乗ったライムが心地よく展開し、聴く者を非日常の世界へと誘います。由末イリさんのコメントにもあるように、自由な発想の中で制作されたこの楽曲は、彼女特有の浮遊感を感じさせるものになっています。
最後はカルロス袴田による『ふあん!ふあん!ふあん!』。ボカロ界のアイドル、初音ミクと音街ウナがボーカルを担当するこの曲は、生活の不安を吹き飛ばす力強いロックンロールです。前向きなエネルギーとともに、聴く者に元気を与えてくれます。カルロス袴田は、リズムの中に心のモヤモヤを解消するメッセージを込めています。
これらの新作アルバムは、KARENTの公式サイトで配信されており、ニコニコ動画やYouTubeなどでも聴くことができます。毎週水曜日には新しい作品が登場するということなので、ファンにとっては見逃せない機会です。
KARENTは、ボカロ音楽の世界に新しい風を吹き込み続けています。初音ミクをはじめとしたバーチャルシンガーたちが織り成す音楽は、今後もどんどん進化していくことでしょう。今後の展開にもぜひご期待ください!