英語圏での舞台作品が映画館で上映される「ナショナル・シアター・ライブ」。その注目作が、8月30日(金)より公開の『ナイ〜国民保健サービスの父〜』です。本作品は、ウェールズ出身の政治家アナイリン・べヴァンを主人公とし、彼が英国の国民保健サービス(NHS)を築くまでの人生を描いたドラマ劇です。主演を務めるのは、人気ドラマ『グッド・オーメンズ』で知られるマイケル・シーン。
べヴァンは、その業績から福祉国家の父とも称され、多くの国民にとっての希望の象徴となっています。彼の人生は、地下採掘場での過酷な日々や議会での戦い、さらにチャーチルとの激しい対立を経て、国家の未来を変える試みへと繋がります。
本作は、ティム・プライスの脚本に基づき、演出を手掛けるのはルーファス・ノリス。彼の過去の作品『スモール・アイランド』でも評価を受けた手腕が期待されます。
公開に先がけ、ティーザー予告も発表され、観客の期待を高めています。この映像では、マイケル・シーンが演じるべヴァンの様子が垣間見え、多くの人々がその演技に興味を抱くことでしょう。公開日までカウントダウンが始まっていますが、各地で注目されている点も見逃せません。
上映場所は、TOHOシネマズ 日本橋やららぽーと横浜、赤池、大阪ステーションシティシネマ、キノシネマ天神、シネ・リーブル池袋、神戸、アップリンク京都など多数。興味のある方は、ぜひ足を運んで、新しい観劇体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
なお、鑑賞料金は一般3000円、学生2500円(学生証提示要)、障害者も2500円で、どなたでもアクセスしやすい設定です。日本の公式HP(http://www.ntlive.jp)では、さらなる情報が得られるので、興味を持った方は要チェックです。
死に直面したアナイリン・べヴァンが、過去を回顧しながら人生を辿るこの物語には、感動的な要素が詰まっていることでしょう。
8月30日の公開が待ち遠しいとともに、ぜひ観る準備を整えてください。まだ知らない英国の歴史を映画を通じて体験する絶好の機会です。前代未聞のストーリーを、あなたもぜひその目で確かめてください。