リトライブ主催イベントで学ぶ！最強チーム構築の秘訣

9月20日に開催されたリトライブ株式会社のイベント『シナジーを最大化する、最強チームを作る秘訣 Technology-Web3、ブロックチェーン』では、現代のビジネス環境においての効果的なチーム作りがテーマに。人材不足が常態化する中、企業はどのようにして持続可能なチームを構築できるのか、様々な視点から探求しました。

イベントの取り組みは、リトライブのコーポレートフィロソフィー「ビジネスに出会いを」の下で、コミュニティサービス「BeaTRIBES」を通じて行われました。特に注目されたのは、社内外のチームマネジメントを実際に操作している企業のプレゼンテーションと、ブロックチェーン技術による新たなアプローチです。

分かりやすいチーム構築の秘訣

PITCHセクション

イベントはPITCHセクションから始まり、株式会社blank canvasの福井采音氏が「ギルド型フルリモート組織」の構築について語りました。約170名のエンジニアを抱える同社は、フルリモート環境でのチーム運営のメリットを実体験に基づき示しました。フルリモートにおいては、各メンバーのワークスタイルを尊重し、日常的なコミュニケーションも大切だと強調。これにより、心理的な安全感を生む環境作りが実現されていることが分かりました。

続いて、株式会社AI INNOVATIONの遠藤皇士氏は、AI技術を駆使したコミュニケーション支援についてのプレゼンテーションを行い、リモートワークの課題を克服するための具体的なアイデアを共有しました。

SEMINARセクション

次に、ブロックチェーン技術を活用した組織構築に関してBIPROGY株式会社の牧野友紀氏が登壇。同社は、社員間のつながりを深めるための「PRAISE CARD」プロジェクトを立ち上げ、オンラインで称賛カードを贈り合うことで、感謝の気持ちを可視化し、チームのエンゲージメントを向上させる取り組みを進めています。

PRAISE CARDの利用は特にインパクトがあり、コロナ禍で対面コミュニケーションが減少した環境でも、チームメンバー同士の連帯感を助けています。同プロジェクトの導入によって、自信の向上や新しいアイデアの創出が期待されるとし、心理的安全性の向上にも寄与しています。

人を活かす取り組みが鍵

イベントの名を「シナジーを最大化する」とした背景には、人材不足が課題となる中、企業が「採用」に依存せず、外部との関係構築を通して成長を図る必要性があります。このようなアプローチによって、各社が新たな目標達成に向けて一団となれる体制を築くことが求められています。

また、NETWORKの重要性も強調され、企業間のオープンな対話や協力的な環境が必要不可欠です。フルリモートであっても、オープンなコミュニケーションによって心理的な障害を取り除くことができることが明らかになりました。