ServiceNowのAI機能、ISMAPに登録される
ServiceNow Japan合同会社は、同社のクラウドサービスである「Now Assist」をはじめとするAI機能群が、政府情報システム向けのセキュリティ評価制度であるISMAPのクラウドサービスリストに登録されたことを発表しました。これにより、ServiceNowの提供する生成AI及びエージェンティックAI機能が、日本政府が求めるセキュリティ水準を満たしていることが確認されました。
ISMAP登録の意義とは
ISMAPとは、日本政府が求めるセキュリティ要求を満たすクラウドサービスを評価し、登録する制度です。これにより、政府機関におけるクラウドサービス調達の際のセキュリティ基準が確保され、円滑な導入が可能になることを目的としています。ServiceNowのAI機能群がこの評価をクリアすることで、今後、政府関係機関は高い機密性が求められる業務においても安心してこれらの機能を活用できるようになります。
今回登録されたAI機能には以下が含まれます。
- - Now Assist: 生成AIによる業務支援機能。
- - AI Agents for ServiceNow: 自律的なタスク処理を行うAIエージェント。
効率化を実現するNow Assist
Now Assistは、特に行政の職員が日常的に行う問い合わせ対応、文書作成、申請処理などの業務を効率化するために設計されています。この機能を使用することで、職員はより困難な判断や市民との応答業務に集中できる環境が整います。
また、AIエージェントは、複雑な承認フローや手続きを支援し、職員の負担を軽減します。これにより、行政サービスのデジタル化を推進するデジタル庁の取り組みに対しても大きな貢献が期待されています。
認証とセキュリティスタンダード
ServiceNowは、情報セキュリティに関して非常に高い基準を維持しています。ISO27001、ISO27017、ISO27018の認証やSOC1/SOC2 Type2監査、さらには米国のFedRAMPやドイツのBSI C5、オーストラリアのASD IRAP認定など、世界中のセキュリティスタンダードに準拠しています。さらに、AIの責任ある開発・運用に関する国際規格、ISO/IEC 42001:2023の認証も取得しており、これらの取り組みはServiceNowのセキュリティへの強いコミットメントを示しています。
結論と見通し
これまで、ServiceNowのAI Platformは2022年にISMAPに登録されており、今回の案件はその追加登録にあたります。これにより、政府機関だけでなく、あらゆる企業が安心してServiceNowの生成AI・エージェンティックAI機能を導入できる環境が整ったことになります。今後もServiceNowは、業務の効率化とセキュリティの両立を目指し、高い水準のサービス提供を続けていくことでしょう。